投稿日:2012-10-21投稿者:
10月21日
本日は、辻先生の直筆の
フロー語録その8をお送りします。
<心を理由にして何が悪い!>
ライフスキルの脳を働かせるための理由は唯一1つだけです。
それはライフスキル的な脳の使い方をした方が
自分の心の状態に変化が起こるから、
という理由のみなのです。
なんでそう考えないといけないとか、
そういう脳の使い方にはどんな理由や理屈があるのかといえば、
外側に一切そんなものはありません。
そう考えた方が自分の心に揺らがず・囚われずのフロー状態が
生じるということが絶対的な理由です。
認知脳の社会で生きているわたしたちはすべて外界に
そうするための根拠が必要だと学習してきました。
したがって、自分の心のために脳を使うというのには全く
といっていいほど慣れていないので、とてもきうな感じ
受けざるを得ません。
しかし、果たして本当に根拠なきことなのでしょうか?
根拠は外側にだけあるわけではありませんし、
科学で証明されたものだけが根拠と言えるわけではありません。
実際にそう考えれば自分の心に変化が生じるという
体感こそが事実として大事なのです。
この音楽と聞くと気分がいいというのも根拠を見つけるまでは
この音楽は聞けないなどとは言わないでしょう。
気分がよくなるのですからそれでいいじゃないですかと言うはずです。
それと似ていて、ライフスキル1つ1つの脳の使い方は
自分自身の心に気分の変化を生み出すという実践的な
体感に基づくもので構成されているのです。
心を理由に脳を使うことをもっと大事にするべきです。
そもそも自分の心を大事にしていないから、
それを理由ぐらいでは自分の脳を働かせられないと
なってしまうのかもしれません。
自分の心がフローでいることの価値を
自分のものにして、それを理由に自分の脳を
働かせるような自分でもいいのではないですか?
ありがとうございます。