投稿日:2012-11-13投稿者:
こんばんは。フローマインドの岡田です。
私の尊敬する一人にあの世界的に有名な建築家の安藤忠雄さんがいます。
実は、安藤忠雄は建築家になる前、プロボクサーでした。
でもそのときに、ファイティング原田(世界フライ級、バンタム級の2階級制覇)を見て、
「こりゃだめだ。俺とは才能が違う」と思って、
あっさりボクサーをやめてしまったそうです。
それから建築家の道を歩み始め、世界的な名声を得るように…。
テレビで安藤忠雄さん自身が「俺には才能がないと思った」と言うのを見て、
改めて、”才能ってなんだろう?”と考えてしまいました。
もちろん、高校2年生でプロボクサーのライセンスを取れたということは、
ボクシングの才能もあったはず。
でも自分で”これではない”と判断し、違う道へ進んだわけです。
自分にはなんの才能もない、と多くの人が思っているのではないでしょうか。
そして一方には、自分は才能の塊だ、と思っている人もいますよね。
才能がないという人と、才能の塊だと思っている人、
実際の才能は、どうなんでしょうか…?
俺はダメだ、と言っていても、
実際は人よりずっとたくさんのことを成し遂げる人がいる。
私ってすごいでしょう?と言いながら、
外から見ると”そうかなあ?”という人もいる。
才能をはかる絶対的な物差しはなくて、
才能の種類というのも限りなくあるから、
これはなかなか判断が難しい。
安藤忠雄さんにしても、建築の分野で自分にどれだけ才能があるかなんて、
初めからわかっていたはずはありません。
ただ、私が思ったのは、
(そんな人はいないと思いますが)もしも何の才能もなくても、
毎日フローでいることで、才能の芽が出てくる可能性が高まるんじゃないか、ということ。
同じ質と量の才能だったら、
ノンフローでいる人よりも、フローでいる人のほうが才能が伸びるだろうし、
チャンスも確実に多くめぐってくると思います。
もし才能がこれっぽっちもなかったら…、
そしたら、よけいにフローで気分良く生きているほうがいい!
だって、才能もなくてノンフローでいたら、人生ほんとにつまらないもの、、、
でもフローでいい気分でいれば、周りの人との関係もよくなって、
毎日が楽しくなって、少しずつ自信もついてきて、
ついには才能も開花して、フローをキープすることが楽になってくる…。
良い循環が生まれると思うのです。
フローって、栄養剤みたいなもの。
フローでいれば、いいことは”もっといいこと”になります。
そして逆に、悪いことは小さくなってくれるのではないでしょうか。
才能があってもなくても、何ができてもできなくても、
毎日をフローで気分良く過ごせたら、私たちの人生は確実によりよいものになるでしょうね。
人生 = 毎日 × フロー度 だと思います。
ということは、フロー度が低いと、人生もさみしいものになってしまいますね。
フロー度を上げることは、とりもなおさず人生を豊かにすること。
日々、心と脳にしっかりと刻んで生きていこうと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
岡田 綾