投稿日:2012-11-19投稿者:
こんにちは。スポーツドクター辻秀一です。
何度かお伝えしていますが、ライフスキルは日々淡々と
九九を覚えるがごとくやっていくと、ちゃんとそれに脳が
応じて身についてくるから大丈夫です。
ライフスキルを使い、心の状態に
どんな変化があったかということ感じる。
そのことが、脳の機能を強化するためにとても大事です。
フローにならなきゃ、今に生きる状態を創らなきゃ、
楽しい状態を……などと考えていませんか?
結果を求めすぎてしまうあまり、結果ノンフローな
状態に入ってしまう人をよくみかけます。
例えば、「一生懸命を楽しむ」と
考えるだけでいいのですが「楽しんでない私」、
「一生懸命やってない私」など考えてしまい、
ノンフローになりがちです。
結果に固執するとどうしても認知の脳が働くので、
「一生懸命を楽しむ」と考えたら、
「一生懸命を楽しむ」と考えていなかった時の自分よりも、
何か心に変化が起きている。
それだけでいいんです。
変化があればそれでいいんです。狙いはプロセス&変化です。
ほとんどの人は結果、結果、結果にいきがちで、
難しいと苦しくなってしまっています。
ライフスキルを身につけるまず第一の到達点は
変化を感じるというところまででいいんですよ。
え?!変化だけ?と
思われがちですが、変化することはすごいことなんです。
何がすごいかというと、外界の出来事に関係なく、
自分の心に変化を創れたということが、
とてつもない現象を自分で起こしたことなのです。
何もないところから自分で思考し、何もないところから
自ら心に変化を創れたことはとてつもないすごいことなんです。
これほどすごいことなのに、
みんなこの思考するということの価値が弱い。
なぜなら常に外側の出来事に接着した
認知の思考ばかりを習ってきていますから。
ライフスキルを考えると、その脳波の変化を心として
我々は体感を感じているのです。
言ってみれば、ライフスキルはエネルギー自家発電の法則なのです。
だからライフスキルさえしっかりあれば、自分の心のエネルギーを
常に自家発電できていけるわけです。
思考したら自分の気分は変えられるんだから、
自家発電型、安定エネルギー供給をできるためのもとは、
思考なんです。
しかもIQの高さは関係ない、これは。
ただ考えるだけでいい。
これは人間がもともとある脳の素晴らしい仕組みです。
それがほとんどの人が劣化してしまっているのです。
ただ考えるだけで、脳に変化が起きて気分が良くなります。
他人や環境の影響ばかり受け、自分の気分を左右されて生きることを
あなたはどう思いますか?
いつでもどこでも自家発電で
自分の気分を自分で創れるのと
外的影響に支配されてしまっている自分と
あなたはどちらを選びますか?
わたしは自家発電で自分の気分を良くする方を選びます。
ありがとうございます。