ニューヨークの先生から、、、

    投稿日:2012-11-20投稿者:

    お元気ですか?

    辻秀一です。

    フェイスブックやブログでもご存知かもしれませんが、

    わたしは15日から26日までニューヨークに出張です。

    わたしは人間が好きなので、文明と文化の共存するところが好きです。

    自然だけのところはちょっと苦手です。

    本当は人間も自然の一部なので自然こそが、

    フローのヒントでもあるのですが、

    それを超えて人間だからこその活動が好きです。

    それが文明であり文化です。

    ただ心を大事にする私にとっては、文化の存在しない

    文明の地はあまり好きではありません。

    したがって、ヨーロッパが好きでもあります。

    特にイタリアの大きな都市ですね。

    アメリカは昔好きでしたが、ロスとかは文明の香り

    ばかりがあり、乾いた感じがあり好きではありません。

    アメリカでは唯一ニューヨークが好きです。

    ボストンもまあOK。

    アメリカの文化の象徴といえば、やはりスポーツです。

    スポーツが国民の日々の生活には欠かす事のできない

    存在として君臨しています。

    スポーツによる人間を豊かにする部分でその文化的価値の

    存在意義が高いのです。

    日曜日にマディソンスクエアガーデンにNBAを

    観に行きました。4万人のアリーナに日曜日の昼間から

    続々と人が詰めかけスポーツをエンジョイします。

    家族づれから親子、カップル、1人の人もたくさんいます。

    超お金持ちそうなお洒落な女性までもが、NYニックスのTシャツを着て

    アリーナに居るのも不思議な光景です。文化ですね。

    大相撲の場所に高価な着物を着た女性がいるのと

    同じかもしれません。相撲は文化になっているのに

    なぜ他のスポーツは文化になってないのでしょうかね。

    そこでプレイする選手やお相撲さんのプロフェッショナルな技と

    ライフスキルが人々をひきつけるのではないでしょうか?

    それも実際にあこがれる選手やチームがあれば益々、

    スポーツが日常に近くなるはず。

    ボランティア活動にも積極的なカーメルアンソニーの活躍は

    みんなの誇りのようでした。

    アンソニーのレプリカユニフォームはほとんど完売でした。

    美術館もコンサートホールもミュージカルも満載の人間らしく生きる

    ニューヨークを今しばらく満喫したいと思います。

    スポーツをはじめとした文化は心の豊さのために存在します。

    すなわち、人がフローになるための存在です。

    スポーツはそれをスポーツ心理学として体系化し、

    応用スポーツ心理学として、さまざまな分野に還元しています。

    スポーツはノンフローになれば個人もチームもパフォーマンスが

    落ちて結果が出ないのでわかりやすいですね。

    心の存在と価値をわたしたちに伝えてくれるスポーツの

    文化性をみなさんも大事にしてほしいと思います。

    文明と文化、あなたはどちらを大事にして生きていますか?

    見えるものや定量化できるものと見えないものや定量化できないもの。

    それは

    Quantity of LifeかQuality of Lifeかどちらを大事に生きていますか?

    というのと同じ問いかけでもあります。

    今回のメルマガは問題提起して終わりたいと思います。

     

    ぜひ考えてみてください。

     

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