投稿日:2012-11-21投稿者:
こんにちは。
フローマインドの岡田です。
辻先生のワークショップでは、ほんとうに
たくさんのことを学ぶことができます。
すべてをいっぺんにできるようにはなれないから、
せめて1個でも2個でも自分のものにしたい。
それを繰り返していけば、きっと自然にライフスキルが
アップしていくはず。そう考えて、毎日取り組んでいます。
私は、一番基本になる教えは、これだと思っています。
何をやるか × どんな心でやるか = パフォーマンス
掛け算ですから、どちらか一方でもマイナスだと、
答えであるパフォーマンスもマイナスになってしまいます。
つまり、どんなにいいことをしても、心の状態が
よくなければいいパフォーマンスが生まれることはないし、
逆に、どんなに心がフローでも、トンチンカンなことをしていては
やっぱりパフォーマンスがよくなることはない。
注:この場合、数学のように マイナス × マイナス = プラス
にはなりません。あしからず。
ライフスキル脳を使って今に集中し、心の状態を
フローに保って、認知脳で割り出した“やるべきこと”をやる。
そうすると、自分にとってベストなパフォーマンスを
発揮することができる、というわけです。
このことが、どんな人にもどんな時にも
当てはまるということは、テレビなどで
スポーツの試合を見ていると、とてもよくわかります。
夏にあったオリンピックはもちろん、今だったら
フィギュアスケートの試合などもそれが顕著に現れていますよね。
世界的に活躍するアスリートたちは、
自分が何をしなければならないかは、
もちろんよくわかっています。
いままで、いやというほど積み重ねてきた
練習のとおりにやればいい。そうすれば、
自分の実力のとおりの結果を得られるはず。
でも、それが難しいんですよねー!
“本番に強い”ってよく言うけれど、
それは本番に弱い人が多いということの
裏返しなんだと思います。
ライフスキルが高い人は、きっと本番に強くも弱くもなくて、
“本番にふつう”なんじゃないかしら。そもそも本番なんて、ない!
フローな心で、自分の力をふつうに出す。
でもそれが難しいからあんまりできる人がいなくて、
それができる人がオリンピックのような大舞台で勝っていく。
アスリートにとって、心の状態って、タイムとか点数と同じくらい
大事なことなんでしょうね…。
いや、アスリートじゃない人にとっても、ですね!
それから、フローで闘っている選手は、
見ている私たちも気持ちいいです。
もちろん競技中はニコニコしていられない
瞬間も多いですが、フローかノンフローかって、
見ているとなんとなくわかりますよね。
そして勝つ選手は、だんぜんフローな人が多いと感じます。
練習もフローで、本番もフローで!
そんな人になりたいなあという思いが
日増しに強くなる今日このごろです。
そもそもこうやって、練習と本番を
分けていることが認知的ですね…(笑)。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
岡田 綾