投稿日:2012-11-22投稿者:
こんにちは。フローマインド事務局遠藤です。
あなたの普通や常識ってありませんか?
それは誰にとっても本当に共通なことでしょうか?
今日のフロー語録16では、その概念を壊します。
<普通などどこにも存在しない!>
わたしたちは自分固有の経験に基づきさまざまな
意味付けを起こし、囚われを生じて生きています。
認知脳による囚われの1つに「普通」があります。
囚われの高い人ほど「普通ないよね!」とよく会話します。
自分の普通を形成し、その中で居心地良く生きているからです。
しかし、その「普通」は自分が勝手に創り出した
自分にとっての「普通」であることを知らねばなりません。
世の中には「普通」などという絶対的なものはなく、
その「普通」はすべて自分の経験に基づき認知脳によって
形成された概念でしかありません。
「普通」に近い言葉で「常識」というのもあります。
「常識的に見て!」と人はすぐに話たり判断しますが、
「常識」も過去の経験や環境によって形成された
1つの概念にすぎないのです。
「常識」はこの認知社会で生きるためには極めて
重要な概念ですが、自分の「常識」や「普通」に
囚われてしまい、自分の思考や行動のパターンが
固定化してその中で生きてしまうというリスクを負うのです。
「普通」が悪いのではなく、「普通」は自分が創り出した
ただの妄想だということも知っていなければなりません。
それができなければ、自分の勝手なる「普通」に囚われ、
さまざまな可能性やチャンスに気づくことなく
生きてしまうことになるからです。
「普通」の中に生きている限りは、変わりたくても
変わることはできなくなるのです。
「普通」など実はどこにも存在するのではなく、
居心地のいい「普通」の中で生きているのが自分を
含めた人なのだとまず知ってほしいと思います。
知ることによって、自分もそうではないかと気づく
ことができれば少しずつ「普通」の枠組みを崩す
ことに繋がっていくのです。