高級フレンチ店がなぜ伸びる?

    投稿日:2012-11-23投稿者:

    こんにちは。フローマインド事務局 遠藤です。

    昨日「カンブリア宮殿」というテレビ東京の番組を

    たまたまつけるとやっていたので観ていました。

    どういう番組か簡単に言うと今の時代をときめく

    社長などの風雲児の方をクローズアップした番組。

    昨日は高級フランス料理のレストラン「ひらまつ」を

    経営されている平松宏之さんが出演されていました。

    本店は東京の広尾にあり、客単価は驚きの“2万5千円”、

    にもかからずディナータイムは連日の満席状態。

    リーマンショック以降、接待需要が低迷し続けている

    にもかかわらず業績も絶好調のようです。

    今月最新の決算発表では

    なんと過去最高の売り上げ&過去最高益を記録。

    (2012年9月期 売上高110億円 営業利益19億円)

    このデフレと言われて久しい時代に

    なぜひらまつが支持されるのでしょうか?

    いろいろな要素があると思いますが、

    平松さんの料理に対する厳しい目はすごいものがありました、

    印象的だったのは、シェフに言っていた言葉。

    「五感に訴える料理をしなさい。自分らしさを表現しろ」と、

    そして、「フランス料理は芸術だ」ということ。

    何よりお客さんに驚くほど喜んでいただたい。

    という徹底したサービスがとにかくすごいですね。

    その一つに、お客さんが食事中にトイレなどで席を立つと、

    途中の料理を厨房に持って行き見栄えを整え、

    温めなおしてからさっと出し直すというサービスっぷり。

    平松さんが最後におっしゃっていた金言は

    「他人と競争するな!自分の力を100%出せ」

    しびれましたね。さすが一流のシェフであり、経営者。

    完全にライフスキルを身につけていらっしゃる言葉です。

    厳しい表情の奥にある深く優しそうな笑顔が印象的でしたね。

     

     

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