投稿日:2012-11-27投稿者:
こんにちは。
フローマインドの岡田です。
今日は、近くの公園での出来事をシェアさせてください。
公園の中を歩いていると、子供の泣き声がしました。
見ると、4、5歳の男の子が立ち尽くして泣いています。
周りに、友達らしき3人の男の子。
泣いている子に近づいて「どうしたの?」と
聞いても何も言わず、ただただ泣くばかり。
手をとってしばらくなぐさめていましたが、
どうしても泣き止むつもりはないらしく、
意地になって泣ているような感じです。
「悲しいの?」と聞くと、「うん」と答える。
「いやなことがあったの?」と聞くと、また「うん」。
私たちを取り囲んでいる男の子たちに
「いやなことがあって悲しいんだって」と伝えると、
そのうちの一人が、「ごめんねしようよ」と言い出しました。
どうも思い当たる節があるようです。
「ごめんねしてあげて」と促すと、
男の子たちは口々に「ごめんね」「ごめんね」と
言いながら近づいてきます。
するとようやく泣き止んだので、
「許してあげる?」と聞くと、「うん」。
「じゃあ、握手しようよ」と私が言うと、一人の子が近づいてきて
泣いていた子の手をとって握手します。
そこに、ほかの子たちも自分の手を重ねてみんなで握手。
泣いていた子も、すでに笑顔です。
それからは、みんなで幼稚園の話で盛り上がりました。
小さな子供と接して、そのライフスキルに刺激を受けました。
さっき泣いてても、照れもせずに笑えて、
ほかのことを考えず、いまの瞬間を生きて
一生懸命遊んでいるところ。
小さな子供がいっぱい持っている
ライフスキルを目の当たりにして、
辻先生が「みんなライフスキルの種を持っている。
でもそれが凍結しているだけ」と言っていたのを思い出しました。
ほんとに、そうなんですね。
元々備わっているものなのに、いつのまにか
使わなくなって凍らせてしまっただけ…。
今日会った子供たち、みんなすごい
ライフスキルの持ち主でした。
謝ったほうが自分が気分がいい、
許したほうが自分が気分がいい、
いやな気分を引きずらずに笑顔で
いたほうが自分が気分がいい、
だから子供たちはそうしているのだと思います。
すべては自分が気分よく、自分らしく生きるため。
ライフスキルの種を凍らせてしまわないように、
毎日世話をして大事に育てていこうと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
岡田 綾