スポーツとビジネスは同じ?

    投稿日:2012-11-29投稿者:

    こんばんは。スポーツドクター辻秀一です。

    ビジネスとスポーツは違うという人が

    たくさんいますが、スポーツもビジネスも

    一人ひとりの持っている健康という財を増やして、

    その人のパフォーマンスを高めています。

    健康かつ高いパフォーマンスの人たちが

    たくさんいるということが組織としての

    パフォーマンスを高めていくということに

    つながります。

    ということからも、

    スポーツとビジネスはものすごく

    似ているということをクライアント企業の

    ある社長とよく語り合っています。

    世界では企業やスポーツでも悪くなった人を

    治すのではなくて、今ある心や体という

    健康としての財をどうやってよりよく増やすか、

    ということにフォーカスをあてています。

    しかしながら、残念なことによりよくしていく

    ことに関する専門家が日本にはあまりに少ない

    と感じています。

    よりよくなるということを企業側から考えた時に、

    ほとんどの企業が人にあまりフォーカスをあてていない。

    人というのはいろいろな問題を起こすことばかりで、

    どの会社も人の問題で悩んでいるもの。

    しかし、どちらかというと技術に偏った教育研修を

    行なっている企業が多いです。

    その人自身をより心や体の側面から高めるという

    ことに注力している会社はあまりないと感じています。

    そういった意味でもわたしのクライアント企業は

    経営者側が人というものの健康、心と体という部分の

    財を高めようという意識が高く、それが経営にも

    関連性があるのだおっしゃられています。

    まさにスポーツとビジネスが似ていると話しています。

    この会社を通して何か新しい企業のカタチ、

    経済界における健康経営(つまり、健康という

    経営における一つの無形の資本として

    無形の財産を殖やしていくこと)をこれからの

    経営の可能性として提示していくことができたら

    いいなと思って取り組ませていただいています。

    そんなことを社長だけではなく、全員とは言いませんが、

    必要性に気づいている社員の方々が増えてきましたので

    フローカンパニーを目指して、ますますこれからが楽しみです。

    スポーツで培われた人間を豊かにして健康になる

    ためのノウハウ、つまりライフスキルのノウハウが、

    スポーツの中にある栄養、休養、運動が健康を

    作っていくわけです。

    スポーツ選手って、どうやってよりよい自分を

    つくるかばかり考えていて、そのノウハウが

    スポーツ医学としてまとめられています。

    よりよくなるというそのスポーツ医学を、

    どうやってスポーツをしていない人に応用して

    いくかが問われると思います。

    もちろんビジネスマンも例外ではありません。

    これがこそが、本来のスポーツの価値。

    それを伝えるのが、わたしのミッションです。

    本当にスポーツを人生や社会、ビジネス、働くこと等と

    切り離すべきではないと日々思っています。

    スポーツというのは、人間の営みの縮図です。

    そこの中に、人間が豊かに生きていくノウハウが

    全部詰まっているのです。

    このノウハウや価値を皆さんにお伝えしていきたいです。

     

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