パッチ・アダムス観ました?

    投稿日:2012-12-03投稿者:

    パッチ・アダムスという映画をご覧になったことはありますか?

    辻先生がこの映画を観て「これだ!」と感じられた映画です。

    本当に実在している人物の実話です。

    ぜひ、機会がありましたらご覧になっていただくと

    この言葉が感じ取れるのではないかと思います。

    フロー語録20。<QOLを大切にしてみる!>

     

    QOLという言葉をご存知ですか?

    クォリティーオブライフの略語です。

    クォリティーオブライフとは人生の質とか

    生活の質などという日本語訳になりますが、

    あまり適切な本来QOLが持つニュアンスを

    表現しているとは思えません。

    人それぞれの人生にある定量化したり数字化

    したり測定することのできない価値みたいな

    ものを表した言葉です。

    わたしはこの言葉をパッチ・アダムスの

    映画で知りました。

    1998年に独立しようと人生のミッションと

    なるべきテーマを探していた時にちょうど

    この映画を観てQOLという言葉の持つ意味の

    深さを感じ、自分の人生のテーマにしようと

    誓ったのがこのQOLです。

    人は認知脳で生きているので、とかく定量化

    できるものにその価値を重んじて、目に見え

    ないものへの評価を下げる傾向にあります。

    しかし、序章でも述べたように楽しいと

    感じるのは別に宗教でもないし、嬉しいと

    感じるのはスピリテュアルでもない、

    人としての尊厳でもあります。

    この心の存在と価値をそれこそ怪しくなく

    私たちにダイレクトにそして適切に伝えて

    くれる言葉がこのQOLだとわたしは思っています。

    QOLは収入や地位、あるいは容姿や資格などに

    よって決まるものでは決してありません。

    また、血圧やコレステロール、体脂肪率が

    正常だからといってQOLが高いわけでもありません。

    その人1人1人が感じている幸せ度であったり、

    充実度、仲間や愛を感ている度合や成長感などの

    総和であって、決して数値化できないけれども

    誰もが必ず有しているもの、それがQOLです。

    QOLという概念が存在してそれがわたしたちには

    大事なことなのだと考えて生きること、それが

    QOLを感じる生き方のスタートだとわたしは思っています。

     

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