自分を信じるのは大変?

    投稿日:2012-12-04投稿者:

    フローマインドの岡田です。

    人間は誰しもとらわれ、ゆらぐもの。

    とらわれ、ゆらぐのはしかたない。

    でも、とらわれっぱなし、ゆらぎっぱなしにならずに、

    自分のパフォーマンスを常に上げて質の高い時間を

    過ごしていくためにはどうしたらいいか。

    それを教えてくれるのが辻メソッドです。

    私たちをとらえ、ゆらがせる3大要素は、

    他人、環境、経験

    だと辻先生は言いますが、ほんとにこの3つには、

    ものすごくとらわれてしまいますよね。

    自分を顧みると、おもに他人にとらわれることが

    多いな、と思います。

    たとえば、中学生のときに叔父に言われた言葉。

    「きみはクリエイティブな才能がないね」

    叔父がそう言ったからといって、

    私にクリエイティブな才能がないかどうかなんてわからないし、

    叔父にそれを見抜き、決定づけるような能力があるとも思えないのですが、

    中学生だった私は、その言葉にすごくとらわれてしまいました。

    ほかにも、初対面の人に言われた言葉にとらわれて

    その後の行動を決めてしまい、失敗してしまったこともあります。

    まあ、結局は自分が決めたことなのですが、

    あのとき、自分を信じて、人の言葉にとらわれなければ、

    あんな決断はしなかっただろうに、という思いは残ります。

    辻メソッドのライフスキルに、『信じる』があります。

    人がなかなか自信を持てないのは、自信を持つためには

    “根拠”が必要だと思っているから。

    でも、自信の根拠になるようなもの(結果)はだいたいハードルが高くて、

    簡単に手に入るようなものではありません。

    だからいつになっても自信を持てず、自信がないと

    ノンフローだからパフォーマンスは上がらない。

    そうすると結果も出にくいからやっぱり自信が持てない…、

    というノンフロースパイラルにはまってしまう…という構図。

    そこで! 

    根拠とはべつに、”自分を信じる”というライフスキルを発動して、

    フローな気分を味わうのです。

    自分を信じることで自分をフローに傾かせてパフォーマンスを上げ、

    そうすると自ずと結果がついてくるから自信を持つことができる…。

    まさに、最強のフロースパイラル!

    『「第二の脳」のつくり方』153ページの文章が、

    このことを素晴らしくわかりやすく説明しています。

    ”実際、わたしたちは日々いろいろな人と話したりする際にも、

    その人のすべてを調べたうえで根拠を探し、それに基づいてその人を

    信じるということなどはしていない。

    その証拠に、「疑う」と自分が決めた瞬間、

    どんな人でも、その人を疑いはじめる。

    すなわち、信じるか疑うかは、じつは根拠や結果ではなく、

    自分で決められることなのだ。”

    そうなんですよね!

    人がなんと言おうと、自分が信じると決めれば信じられるんです。

    人の言葉は無視していいということではありませんが、

    それよりも、自分を信じると考えることのほうがずっと大切。

    だって、自分の人生、自分がよくしてあげなくてどうするの?

    ってことですよね。

    根拠を探して「見つからない、見つからない」と

    ノンフローになっていないで、とりあえず自分を信じてみませんか?

    自分を信じて、真っ白いスタート地点に背筋を伸ばして立ってみる。

    なんだか、前よりも軽快に走れそうな気がします。

    今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    岡田 綾

     

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