投稿日:2012-12-10投稿者:
フローマインド事務局遠藤です。
あなたはこんな時にイライラしませんか?
相手のことを理解して気分の良い行動をしてますか?
よくあるこのシーンで、どう感じているか
振り返りながら読んでみてください。
フロー語録23.<間違ではなく相違!>
私たちの怒りの感情のほとんどは認知脳に
よる間違いという意味づけから起こります。
もしあなたがどこかへ急いでいたとします。
当然急いでいますから駅への道をあなたは早く歩きたい。
そんなとき、あなたの目の前をたらたら
歩いている女子高生たちがいたとします。
どんな気持ちが湧き上がりますか?
こんな急いでいるときに何とろとろ歩いてるんだ!って
怒りの感情が生じませんか?
さらに、その前をおしゃべりしながら超ゆっくり
歩いているおば様たちがいたらどうでしょう?
女子高生の次はおばはんかよ、早く歩けよ,
くそばばあ~なんてことはないでしょうね?
どうしてこのような怒りの感情があなたを襲うのでしょう。
あなたは性格が悪くいつも一触触発の人だからでしょうか?
そうではありません。普段は穏やかなあなたでさえ、
こんなときイライラしたり腹立たしくなったりするのです。
それはとにもかくにも急いでいる自分が正しくて
ゆっくり歩いている女子高生やおば様たちが間違いだ
という認知が起こるからなのです。
認知脳はこのような正誤思考が大好きです。
しかし、ここで急いでいるのはあなたであって、
ゆっくり歩いている女子高生やおば様たちが
間違いだというのは如何なものでしょう。
女子高生は期末試験が終わって楽しく歩いている
だけかもしれませんし、おば様たちは歌舞伎の帰りで
みな膝が悪く早く歩けないのかもしれません。
自分が正しく、それに合わないことは誤りで
間違いだとする認知の思考は怒りを生み出し
ノンフローを生み出します。
あなたは急いでいますが、女子高生やおば様は
ゆっくり歩いて違うだけ。
そう間違いではなく相違なのです。
相違思考を形成しないと怒りが
あなたの人生を支配することになります。