投稿日：2012-12-11投稿者：
こんにちは。
フローマインドの岡田です。
冬も本番ですね！
寒くなってきたなー、と思ったら、
うっかり風邪をひいてしまいました。
熱は出るし、体の節々は痛むし、
横にした体を縦にするのもしんどい…。
そういうときって、表情はどうしても暗くなってしまい、
笑顔でいることなんて難しくなってしまいます。
“体調”というのは、とりもなおさず体の調子
ですから、自分の心にダイレクトに影響し、
心を大きく左右してしまうものだなあ…
と改めて感じます。
頭痛がする、歯が痛い、肩こりがある…、
そんなときも、私たちは知らず知らずのうちに
眉間にシワを寄せてしまったりしますよね。
今回の風邪で、“体調が悪いとご機嫌でいるのは難しいなあ、
だからこそ、フローでいる時間を多くして、
心のほうが体に悪い影響を与えないようにしなくては”、と
思ったのと同時に、
“じゃあ、体調が悪いときはフローでいられないのかなあ…？”という
疑問がわいてきました。
そこで私の心に浮かんだのは、
電車に乗り合わせたおじいさんのことです。
そのおじいさんは、足があまりよくなくて、
杖をついてようやく一人で歩いていらっしゃいました。
ホームとの間に隙間がある電車に乗り込むのも、
とてもたいへんな様子。
でも、表情はすごくおだやかで、微笑んでさえいるように見えました。
近くに座っていた人が席を譲ろうとすると、
最初は遠慮していましたが、
「じゃあ、座らせてもらいますね。どうもありがとう」と
ニッコリして席に着かれました。
かなりご高齢でしたから、足だけでなく
いろいろつらいはずなのに、
不機嫌な様子はこれっぽっちも見せずに、
終始おだやかな空気を 発していらっしゃいました。
私はそれを見て、「これぞライフスキルだ！」と思ったのです。
自分につらいことやいやなことがあって不機嫌でいると、
自分の周りに不機嫌な空気が充満して、
周りの人まで不機嫌にしてしまいます。
でも、あのおじいさんのように、自分の心を自分で決めて、
いい表情でおだやかな空気をふりまいていると、
周りの人までやさしい気持ちにしてくれます。
『自分の機嫌が悪くてもいいと言う人はいる。
しかし、機嫌の悪い人のところにいたいと言う人はいない！』
これは辻先生の言葉。
ほんとうにそのとおりですね。
ライフスキルとは、Lifeのスキル。
つまり、“一生、人生、生命” のスキルだということ…。
いつも、あのおじいさんのような素敵な笑顔でいられるように
これからもライフスキルを磨き続けていきたいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。