投稿日:2014-12-15投稿者:
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
私は色々な企業さんへ
講演会やトレーニングを行っています。
誰もが名前を聞いたことがあるような
企業もたくさんありますが、
多くの企業が心の大切さに
興味を持ってくれることは
とてもうれしいことです。
私はこれからの時代、
心の大切さに気付けない企業は
生き残っていけないのではないか
とさえ思っています。
いかがでしょうか?
結果エントリーの企業であるのか、
心のエントリーの企業であるのか、
この差は企業の成長に大きな差を産むと思います。
フローな組織をつくっていくためには、
まずはそのような企業風土を
つくっていくことが大切です。
社員全員が心を大切にし、
自分の心は自分で決めると考え、
ライフスキルを磨いていければ
とても理想的な組織です。
ですが、実際はあくまで理想であって、
だいたいどの組織でも
推進派と反対派に別れます。
いわゆるリーダーと呼ばれる人たち、
具体的には社長さんであったり、
役員さんや部長さんであったりが
推進派であればいいのですが、
そうとも限りません。
ですので、まずは心の価値を重んじる
感性のある人を見つけることが先決です。
私がサポートをしている企業では
フローリーダーをつくることを
目標に掲げていますが、
フローリーダーは、立場とは関係なく、
このような心の価値を重んじる感性の
ある人たちです。
だいたい組織の中で 2 割の人は
この感性が高い人達です。
これは役職や立場は関係ありません。
そういう 2 割の人たちに、
まずはフローリーダーとして
成長してもらうことが先決です。
そして、反対派の人たちも
だいたい 2 割くらいなのですが、
彼らを変えるのは簡単ではありません。
ですので、残った 6 割の人たち、
つまりどっちでもない人たちに
いかに心の大切さに
気づいてもらえるかが鍵となります。
人はネガティブなことに強く反応しやすいので、
ほうっておくとこの 6 割の人たちも
反対派の方へと流されてしまいます。
ですので、フローリーダーの方々には、
この 6 割の人たちへ少しでも
心の大切さに気づいてもらえるような
雰囲気をつくっていってほしいのです。
感情のことについて聞いたり、
ちょっとノンフローな人を発見したら、
好きなことを考えてみてと声掛けしたり。
そういうことのできるフローリーダーの存在は、
組織にとって欠かせない存在になるでしょう。
P.S.
心の大切さに気付いている感性があるならこちら