投稿日:2014-12-22投稿者:
おはようございます。
スポーツドクター辻秀一です。
あと 10 日ほどで 2014 年も終わります。
あなたにとって 2014 年は
どんな年だったでしょうか?
この時期は忙しくなる
という話はよく聞きますが、
特に「意味の付きやすい」
時期だと思っています。
年末、歳末、年の瀬、
忘年会、仕事納め、などなど……
いつもは付かない意味付けが
てんこ盛りになるのがこの時期です。
私は忘年会とかは特別行いません。
年末と意味付けをすることがないからです。
この時期だけが特別なわけではないからです。
実際ちょっと考えてみてください。
「年末」と意味付けを行った結果、
あなたのパフォーマンスは上がりますか?
それとも下がりますか?
年末だからという意味付けによって、
焦りや余裕のなさが生まれ
パフォーマンスを落としていないでしょうか?
また、今年のことは「忘れようと」と
忘年会を開いて、本当に忘れられるでしょうか?
もちろん、忘年会をやめろと
言っているわけではありません。
ですが、「忘れよう忘れよう」と考えても、
すぐに忘れることなどできません。
忘れたいことほど
意味付けが大きくとらわれやすいので、
結局ノンフローになってしまいます。
ライフスキルが育まれていないまま
忘年会をした結果、過去のとらわれが大きくなり、
ノンフローをますます助長してしまう
ということになっている人が
多いように思います。
お酒を飲みながら今年 1 年のうっぷんを晴らしても、
それは一時のストレス解消にしかなりません。
自分の心を外界に頼って整えようとする限り、
本当の意味でのフローはやってこないのです。
自分で自分の心を整えられる人は、
12 月だろうと、1 月だろうと、
忘年会だろうと新年会だろうと、
または何の気なしに行く飲み会だろうと、
常に安定しているのです。
2014 年という意味付け、
年末という意味付け、
忙しいという意味付けに気付き、
ちょっとでもフロー化を起こすことができれば、
この時期だけを特別扱いする必要はありません。
いつでも、自分のパフォーマンスを発揮できます。
ライフスキルを磨いて、
これからも安定した自分のパフォーマンスを
発揮していきましょう。
P.S.
今年お届けしたメールマガジンを
レポートにまとめてくれました。
ぜひご覧ください。