投稿日:2012-09-28投稿者:
9月27日
こんにちは。
スポーツドクターの辻秀一です。
今、新たなプロバスケットボールチームを
説明するパンフレットの制作をしています。
このパンフレットの目的はプロバスケットボールチームの
理念をご理解いただくためのもの。
スタッフとミーティングを重ねていますが
あるスタッフの中からこのパンフレットで理念の
説明をすることが難しいと感じているとのこと。
なぜか?
わたしが伝えたいのはスポーツは文化である。
ということです。
ただそれだけのこと。
それが非常に難しいことになっています。
文化とは何か?
文明は物質的な豊かさですが、一方文化は心の豊かさを
人間が作ったものだとわたしは思います。
考えるというよりかは、感じるものだと思います。
スポーツでどんなことを感じて欲しいかと言うと、
「元気、感動、仲間、成長」を感じて欲しい。
これがキーワードです。
そして、理念を基にアクションしていく人が
増えていければ、良いのではないかと思っています。
アクションの方向性やアクションした成果を
語ることではないと思っています。
今まで日本の多くの方が思っていたスポーツは
気合や根性、体育でしんどい、つらい、勝ち負けがある。というもの。
しかし、日本のスポーツ基本法の中に
初めてスポーツは文化であると記載されました。
文化っていうのは人類すべてが豊かになるために存在しているただの現象です。
人の数だけそれはあればいい。
それを感じ取った人が何かのアクションにつながればいい。
「スポーツって文化だよね」、「スポーツって元気、感動、仲間、成長だよね。」と、
あとは感じてもらえればいい。
フローの価値ってなんだろって考えた時に
「機嫌が良く生きる」ただこれだけでいいのです。
つべこべ言わずに機嫌が良い方がいいなって。
スポーツは文化だってまずは思うだけでいいじゃないですか。
超シンプルなのに伝えるのが非常に難しい、
これが最近のひとつの悩みです。
繰り返しになりますが、
文化はすべての人類を豊かにするもので、スポーツにはその価値がある。
と、わたしは思っています。
ありがとうございます。