投稿日:2012-10-03投稿者:
10月3日
<フロー語録その3>
「口に入れる食物で体ができるように、耳に入れる言葉で心ができる!」
体は口に入れる食べ物で出来上がっています。
したがって、
自分の体を大事にする人は口に入る
食物を考えて選択しているでしょう。
お腹がすいているからといって、腐った地面に
落ちているものは決して食べないはずです。
気分は食べたいけれども、それを食べると体には
よくないと脳が判断してその選択は敢えてしないからです。
自分の体を大事にしているからこそ、それが実践できるわけです。
実は言葉もそれとまったく同じなのです。
言葉は食物と違って口から入るのではなく、
耳から入り心に影響します。
ちょっと気分が悪いからといって、何も考えずに最悪という
腐った言葉を耳に入れていると心は痛みます。
すなわち、心を大事にしている人であれば、安易に何も考えずに
手当り次第に言葉を自分の耳には、入れるようなことはしないのです。
耳に入れる言葉で、最も近くから出ているのが自分自身からです。
食物を選ぶように、言葉も自分自身の心のために、
選択する必要があるのです。
腐った食物を食べれば一気にお腹を壊しますが、
ちょっとずつ毎日塩分を過剰に摂取すれば、高血圧な体になるでしょうし、
毎日脂ものばかりを食べていれば、次第に肥満になり
メタボな体ができあがります。一旦できあげってしまうと
なかなかそれを改善するのは、容易なことではありません。
言葉と心の関係も同じです。
一気に心をダメにしてしまうような、腐った言葉など
ないかもしれませんが、毎日無意識に使っている言葉が
ボディーブローのように心には効いていて、気づけば
心は揺らぎ・囚われの状態で弱くなってしまっている
人も少なくないでしょう。
まずは、毎日使う言葉を
自分の心のために選択することが重要です。
ありがとうございます。