立ちはだかる壁の数々、、、

    投稿日:2012-10-05投稿者:

    10月4日
    こんにちは。
    スポーツドクターの辻秀一です。

    今、わくわくしていることがたくさんありますが、そのうちの一つに、
    バスケットボールのプロチームを作っていることがあります。
    これは超わくわくしています。

    とてつもない重圧はありますので、ライフスキルがなかったらと
    思うとかなりゾッとします。

    運営資金の3億円を集めるのは、そうそう簡単なことではありません。

    それ以外にも、やることが無限大にあり、わたしの努力だけでは
    どうしようもできない要因が数々とあります。

    体育館ひとつ借りるにしても、行政にかけ合わなければならず、
    結局、わたしたちが望む体育館はなかなかありません。

    わたしは2000人収容できる体育館でゲーム運営したいのですが、
    実際にはその大きさの体育館はまずない。
    例えば、ご理解いただいている港区でさえも1000人収容の体育館しかないのです。

    収容人数を考えると、例えば、チケット収入。
    2,000人のお客さんに、1枚2,000円で買っていただくと仮定しても400万円。

    でも1,000人収容でしたら、どんなにわたしたちがファンを
    増やしてお客さんを集めて満員にしても、200万円の収入しかなりません。
    1000人収容と2000人収容では、1試合で200万円違う。

    さらに、プロだから興行として、飲食販売をしてビールなど
    飲んで盛り上がれる楽しい空間を作りたいですが、

    行政の条例で飲食はだめとか、アルコールはだめだとか、、、。
    それこそ努力してもどうしようもないものがたくさん立ち塞がります。

    でも、その条例すらも、区長と話したり教育長と話したり、
    スポーツは文化であり、教育の場でありますからという話を
    していき思考を変えていただくという、とてつもなく
    大きなことが必要になります。

    次に、いい選手を獲得すること。
    いい選手を獲得して、お客さんを魅了するゲームをしていかないと、
    せっかく観に来てもらっても一度切りになって二度三度のリピートはなくなります。

    そして、選手の質が重要です。ライフスキルというものを主張して、
    No Flow、No Winを提唱しているのに、
    ライフスキルがしっかりしている選手を集めていないと、
    一生懸命プレイしていなかったら、お客さんはがっかりします。

    やはり、勝つ感動もありますが、一生懸命のプレイに感動してもらいたい。
    その感動がまた試合に来たいと思ってもらえますからね。

    そういう選手を集めることが重要です。
    いい選手ほど、どこかに当然所属していますから、
    そこから引き抜く必要があります。

    そうすると、お金が必要になるわけです。
    お金がなくても、情熱で人を引き抜く自信はかなりありますが、
    結局、お金がないと動きにくいということになりますね。

    そこで、運営資金を集めるためにはスポンサーさんが不可欠になります。
    スポンサーさんにわたしが出向くと、話は聞いてくれるし賛同は
    してくれるから、営業の確度は、非常に高くなります。

    このスポンサーさん営業に関して、
    最近わたしが思っていることがあります。

    わたしはエミネクロスを設立してから13年経ちますが、
    一度も営業したことがありません。

    ノー営業の会社です。

    しかし、基本的にわたしは売りつけるのが大好きです。

    なぜかというと、わたしが売る商品は絶対いいと思っているからです。
    それがみんなのためになると、心から確信しています。

    しかし、スポンサー営業の場合は、
    スポンサーメリットを創出してその価値を買っていただくことが
    普通は必要です。

    それが、企業ロゴの媒体露出であったり、物販につながることであったりなど
    ですが、はっきり言ってしまうとこのプロバスケットチームにおいて
    それらのメリットは今のところあまりありません。
    いわゆるロジカルに考えた認知的なメリットは、あまりないのです。

    ですから、
    企業理念と一致し、CSR活動の一環として取り入れていただくことが
    考えられる相手への価値だと思っています。

    なかなか普通にはない営業スタイルとなります。

    この営業スタイルがスタッフもやりずらいようでして、
    だから、わたしはこれぞというトップの所に行きますが、

    営業スタッフとミーティングしている時に、
    営業というのは一般的には足で稼ぐんだと。数をあたってなんぼなんだ、
    と言いますが、わたしから言わせると、まず感性がないと、
    どんなにロジカルにプレゼンしたところで難しいと。。。

    明日に続く、、、

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