ライトにライトに、、、

    投稿日:2012-11-07投稿者:

    こんにちは。スポーツドクターの辻秀一です。

    セミナーに向けてどのライフスキルをお伝えしようかと
    考えていますが、候補の一つは「今に生きる」です。

    なぜなら「今に生きる」はライフスキルの王道です。
    しかし、多くの皆さんは「今に生きなきゃ」と思い過ぎて難しいと言われます。

    そこで、フロー化が起きる仕組みとフローの重要な点をお伝えして
    自分のものにしていっていただきたいと思います。

    認知の脳が働き続けている限り、今に生きるという結果は
    ほぼ無理と言えるでしょう。
    どうしても過去と未来のことへ認知脳は向かうからです。

    しかし、今に生きると“考える”ことは誰もが可能です。
    今に生きると“考える”ことが、一日何回あるか、
    何秒あるかというのが目指すところです。

    今に生きると考えれば、その瞬間、脳波が変わりますので、
    フローの体感がその瞬間に起こります。

    次の瞬間また過去と未来のことを脳は考えてしまいます。
    しかし、また「今に生きる」と考えたら、
    気分が変わるフローの体感が起こります。

     
    そうすると今度、ただほとんどの人は今に生きているという
    結果を急に得ようとします。

    つまり今に生きるというのを、一つの状態や結果だとします。
    認知の脳だけで生きているとその状態や結果はなかなかやってきません。

    仮に今に生きている感覚、体験があったとしてもそこは意識していません。
    フローの体感そのものを意識的に振り返っていません。
    だから、体感があったとしても、気づけないんです。

    しかし、今に生きるということを“考える”と、
    それが意識的に体感として創られます。

    この今に生きるという思考をしたことによって
    意識的にフローの体感が可能になるのです。

    無意識的に、時々この体感があることがありますが、
    なかなかこの状態になっていることがわからないのです。

    過去と未来に生きちゃっているから。
     

    ライフスキルとして、「今に生きると考えましょう」と
    わたしから教わります、まずこれを“考える”だけでいいんです。
    これがとても重要なポイントです。

    重要なので何度も言いますが、“考える”それだけでいいんです。
    なのに、大抵の人は今に生きているという
    状態や結果を「あえて作りださなきゃ」と思ってしまっています。

    そうすると「難しい」っていう人がでてきます。
    それは当たり前でしょう。

    だから大事なのは、「今に生きる」と“考える”こと自体が、
    フロー状態に心を傾けることなのだとシンプルに理解して欲しいのです。

    「今に生きる」ということを“考える”だけでその体感は前より増えていきます。
    「今に生きる」と考えたからその体感があることを
    しっかり意識的に認識することが大切です。

    「今に生きる」と自分が考えたから、その体感が増えてきたんだ、
    ということにもっと目を向けて欲しい、、、
     

    脳の変化によって、それが体感として前より
    増えてきているんだということがわかると、

    今に生きると考えたくなります。

    だから今に生きると“考える”ということを、
    もっとライトにライトに意識・実践して欲しい。

    この今に生きる状態と結果を、みんなは望みます。
    今に生きると考えて、心に変化が生じるのが何よりのご褒美です。

    その先導役こそがライフスキルという思考です。
    だから思考がすべてを連れていってくれるんだから、
    ただ考えましょうと言っているわけです。

    これをただ淡々と繰り返して、脳の中の箱に本棚を創っていれば、
    それが自然にフローな方向にわたしたちをいざなってくれるのです。

    だから、今に生きると考えるだけでいいんです。
    脳のメカニズからしてこれがとても重要だということを
    改めて強調したいと思います。

    ありがとうございます。

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