投稿日:2012-05-18投稿者:辻秀一
恐ろしい・・・
こんにちは、スポーツドクターの辻です。
週1回メールマガジンをお届けすることになりました。
スラムダンク勝利学を執筆して以来、
雑誌やHPなどに原稿を書いたり、書籍も年間で数冊執筆したりしていますが、
週1回のメルマガ配信はなかなかの敷居の高さでビビッております。
中高時代は国語、特に作文が最も苦手な学生でした。
医学部を受験するときも、2次試験で国語がない大学を
わざわざ選んで受験したほどです。
文章を読んだり、感想や思ったことを書くことが最も
苦手だった私が物書きになっているので、
高校時代の友人たちは信じられないと言っております。
でも私が一番信じられないんですけどね。
文章はともかくわたしの専門の応用スポーツ心理学や
フロー理論をエピソードとともにお届けします。
先日、恐ろしい体験をしました。
仕事で福井県の敦賀に行くため、品川駅で新幹線を待っていました。
米原乗換えなのでのぞみ号ではなくひかり号です。
いつも到着はぎりぎりなのですが、その日に限って
10分くらい前につき余裕をこいてました。10分もあると
わたしのひかり号の前に2台くらい先行ののぞみ号が発車して行きます。
そんなのぞみ号たちを2台ほど見送り、早すぎたなあなどとつぶやき、
わたしの乗るひかりを待っていました。
ホームで立ったまま読んでチェックしないといけない
書籍の初校原稿を読んでいたのですが、ふと気づくと
来るはずのひかり号が2分過ぎても来ないのでおかしいなと・・・。
正確なはずの新幹線が2分も遅れていいのかと思いながら、
ふとホームの電車表示を見たら、わたしの待っている側のホームには
わたしの乗るべきひかり号の次ののぞみ号が表示されています。
そののそみ号があと2分で来ます。どうなっているんだ、
急遽私の乗るひかり号はなくなったのか????
偶然後ろを通った駅員に尋ねると、なななんと2分前に私が待っていた後ろ側の
ホームからすで時間通りに行ってしまったのだと。信じられませんでした。
私がこの番線だと思い込んでいたので、すぐ数メートル後ろに発車した新幹線に
すら気づけなかったのです。着いたときに発車した先行ののぞみ号がこの番線だったので
わたしのひかり号もその番線からの発車だと思い込んでいました。
ほんとに思い込みや“囚われ”は恐ろしいです。
この2分の遅れにより、結局は福井の敦賀に90分遅れて到着です。
わたしの“囚われ”がそんな差を生んでしまったのです。
人生も同じです。
本来は乗るべき電車に乗れずに違う所や違う時間に到着して生きているのかもしれません。
実はそれはほんのちょっとした“囚われ”や思い込みから始まっているのです。
スポーツはそんな心の状態がわかりやすい人間の活動です。
“囚われ”て負けたり、力が発揮できなかったり・・。
わたしが専門にする応用スポーツ心理学はそんなスポーツの中から生まれた実践心理学。
実は多くの人が知らず知らずのうちに人生や日々の生活の中で起こっている
さまざまな“囚われ”から解放するための脳のトレーニングを1年365日朝から晩まで行っています。
“囚われ”から解放された心の状態を“Flow(フロー)”と呼んでいます。
フローで生きるためのフローのヒントをこのフローメルマガでお届けして行きます。
お楽しみに。
スポーツドクター辻秀一
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