投稿日:2013-01-06投稿者:
こんにちは。
スポーツドクター辻秀一です。
今年もテーマで言うと「質」。
心のあり方にフォーカスをした部分です。
ですから
新年の挨拶でもお話させていただきましたが、
「自分を大事にしましょう」
というとても重要なことを
まず忘れずにあなたの胸にいつも
しまっておいて欲しいです。
これはあなたが生きる上で質を高める概念。
質というのは定量化できなく見えにくいですが、
今ここに確実に存在している概念です。
質を感じられるようになると
すべてが変わります。
それはつまり簡単に言うと
「いや、どうせやるんだったら楽しいほうがいいな」という
感覚になるわけです。
でも、そこに質がなければ、
たとえ仕事をしていてもやるべきことや
時間をこなして終わりということになる。
この質という部分の存在に
気づいてもらうことが、
わたしとして目に見えないものの
価値を表現することです。
わたしのオリジナルの方法で、
そこを今年も訴えていきたいと思っています。
昨今、違う表現方法の中でも
質の存在価値に気づいている人たちが、
確実に増えているように思えてなりません。
10年前よりも確実に、それを感じます。
10年後ぐらいは何かもっと質を大事にできる
世の中になているのではないかと。
変化が起こり始めれば確実に早いですからね。
今の世の中。
しかし、実際に仕事に行けば、現場ではまだまだ認知の、
成果主義あり、物質主義あり、金銭主義あり
あらゆる認知的な意味づけが起こっている。
もちろんそれがなくなることはありえないと、、、
ライフスキル脳のただありがたいと考える
というような思考を受け入れられない人が、
むちゃくちゃいるわけです。
いつもわたしが出す事例ですけど、
もともと日本人って、
「いただきます」と「ごちそうさま」と
みんなが言いい、いちいちそれに
理屈などこねていないはず。
なぜかというと、
その方が気分がいいからということを
長年に渡って体感し習慣化されている。
ご飯食べて作ってくれた奥さんとか
お母さんに、「今日もご飯作ってくれてありがとう」
と言うのはわかりますよ。
でもたとえば自宅以外のところで
「いただきます」「ごちそうさま」って
するのはその作ってくれた人になんて絶対届かない。
こうしている方が習慣として
気分がいいからなんです。
では、その習慣はなぜ始まったのかというと、
代々おじいちゃんとかおばあちゃんがいて、
「ごちそうさま」を言うんだよ、
「いただきます」を言うんだよ、
といって教わってきたからなんですよね。
その方が気分がいいんだから。
ただそれだけですよね。
人間が人間らしく、心豊かに生きていける
知識、実践、体感、シェアの社会構造が
確実に落ちて、その知恵が
なくなってるんじゃないですかね。
だから質を重んじるため、
それは心つまり自分の気分を整えること。
そのために、ただありがたく考えればいいとか、
今に生きると考えればいいということを、
ただ言っているだけでいいのです。
生きる「質」を重要視した生き方、
すなわちあなたの心に変化を
起こすライフスキルがあって
気分よく生きる方を重要視した方が
わたしはいいと
心から思っているのです。