投稿日:2012-05-30投稿者:辻秀一
皆さん
こんにちは
スポーツドクター辻秀一です。
日本はスポーツが文化になってないなってつくづく感じます。
体育の日と文化の日が分かれていますよね。
日本ではなぜかスポーツは体育の中に押し込まれて、
スポーツは文化じゃないということを、
国を挙げていっているようなものですね。
「文化」は英語で「カルチャー」、
語源はフランス語系のラテン語で「カルティベイティブ」。
耕し豊かになる人間が生み出した活動の総称です。
そんな活動にスポーツは入らないのでしょうか?
経済先進国でスポーツが文化じゃないと
考えられているのは日本くらいだということを
聞いたことがあります。欧米と違うらしいのです。
わたしは中学からバスケ部に入部しましたが、
その瞬間に運動部には入ったものの、
文化部ではなくなりますね。
スポーツマンは運動人か体育会系。
決して文化人とは言われない。
残念でしかたありません。
大学までバスケをやってきましたが、
やはりその経験は体を育てるための活動というよりも、
人間としてもさまざまなことを学び、
今の仕事や人生に活かせることをたくさん学ぶことが
できた素晴らしい活動だと思うのです。
本当にスポーツはただ体を育てるだけのものなのでしょうか?
徳育性や知育性はないのでしょうか?
多くの脳科学者たちは昨今、スポーツの価値は
体を鍛えることだけでないということを盛んに科学的見地から発表しています。
ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授のジョン・J・レイティ博士は
知育の面でもスポーツの価値が間違いなく高いと主張されています。
スポーツによって脳細胞の数が増すというのです。
またベイラー医科大学脳科学のP・リード・モンターギュ教授は
スポーツは心の状態を良くし人生に幸福感を感じて生きるための
脳機能の発育に最適な人間活動の1つだとおっしゃっています。
つまり、スポーツは体育はもちろん、知育や徳育にもプラスに
働き掛ける人育としての人間にはなくてはならない文化だということが
科学でも証明されてきているのです。
そんな文化としてのスポーツから育まれて人間社会を豊かにするために
生まれたのがスポーツ心理学だとわたしは思っています。
スポーツを題材に、日々の生活を豊かにするための心作りを脳の使い方から
さまざまな分野に説いているのがわたしが専門にしている
応用スポーツ心理学ですね。
なかでもフロー状態はすべての人に活かされる最高の心の状態です。
揺らいで囚われるとスポーツでは負けるのでそのフローの心の状態に気づきやすい。
だからこそ、アスリートたちは自分で自分の心の状態を自分で
マネージできるよう努力しているでしょうし、
スポーツでそういう心のマネージメント力が養われるのですね。
フローマインドを広げる私の活動の根幹にはスポーツが
文化として確立される日本を願っての思いなのです。
日本バスケットボール協会が2013年に
向けて新しいトップリーグに参入するチームをこの春募集しています。
わたしの夢でもあるバスケットボールのプロチームを
東京で立ち上げ参入を目指します。
それで改めてスポーツの価値ってなんだろうと考えているのですが、
やはりスポーツは文化なんだと・・。
スポーツで物質的な豊かではなく、人間としての心の豊かさをもたらしてくるもの、
即ち社会と世界をフローにするものなんだと確信しました。
膨大な協会に提出する最終の申請書類を埋めるため今週は徹夜だなあ・・。
どんなこともフローでやらなくちゃ!自分で決めてやっているのですからね。
平成24年6月4日
スポーツドクター辻秀一
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