投稿日:2014-01-06投稿者:
こんにちは。
スポーツドクターの辻秀一です。
正月休みが明けて、今日から
本格的に仕事が始まった
という方も多いでしょう。
もちろん、中には関係なく
働いていらっしゃる方もいるでしょう。
そんな仕事において大切な点を
今日はお話したいと思います。
あなたには部下がいますでしょうか?
もし、部下がいるなら、
もっとフローに仕事をして欲しいと
思っているのではないでしょうか?
もし、あなたがフローでいることに
価値を感じているなら、
きっとわたしがお伝えしていることを、
部下にも伝えようとしていると思います。
しかし、ここで多くの人は、
「分かってくれません」
「分かったふりして何もしません」
「どうやって伝えたらいいでしょうか?」
と悩んでしまいます。
それどころか、いきなり社長さんなどが
「心が大事だ!」
「まずは好きなことを考えて心を整えてから
仕事に取りかかろう!」
なんて言い出すと、
「ついに社長は変な宗教にでも
ひっかかってしまったか……」
と社員から変な目で見られるのが落ちです。
当然、耳を傾けてくれず、
フローになることはありません。
ではどうすればいいのでしょうか?
いくつかやり方はありますが、
もっとも大事なことの 1 つは、
それを伝えようとするあなた自身が
フローであるということです。
フローだと人間の機能、
別の言い方ですと、
パフォーマンスが上がります。
これは法則なのです。
当然、伝えるというパフォーマンスも
フローの方が高くなりますので、
伝わりやすくなります。
そして何より、あなたがフローな姿を
見せていることが大切です。
人は耳から入ってくる情報より
目から入ってくる情報の方が膨大です。
そして、目から入ってくる情報に
より大きな影響を受けます。
一方で、私たちは何かを伝えるときは、
言葉で伝えようとします。
つまり、言って(耳に)聞かせる
という行動をとります。
ですが、先ほどのように、人は耳よりも
目から入る情報の方により影響されやすい
という性質があります。
よって、あなたが何を言おうと、
それを言っているあなた自身の態度や表情、
目線や呼吸など目から入ってくる情報に
大きく左右されてしまうのです。
つまり、ノンフローで伝えていれば、
そこに自信のなさや信頼の無さが
態度として表れてしまい、
内容が良い悪いに関わらず
素直に聞いてみようとは思われなくなります。
「分かってくれません」
「分かったふりして何もしません」
「どうやって伝えたらいいでしょうか?」
という気持ちは分かります。
どんなにあなたがフローであっても、
理解してくれない人というのは
一定数いるものです。
しかし、変えられないものを
どうにかしようとするのは、
それこそノンフローになってしまいます。
ですので、何よりも自分の心をフローにし、
フローな姿を見せてあげることが
とても大切なことです。
あなたがフローであれば、
そのあなたの姿や生き方に
興味を覚える人が自然と出てきます。
それが周りをフローにする
最も確実な方法なのです。