投稿日:2014-01-08投稿者:
お酒は好きですか?
わたしは嫌いではないですが、
自分からは飲まないタイプです。
付き合いの場でちょっとたしなむ程度
という感じでしょうか。
別段弱いわけでもないと思います。
ただ、お酒よりご飯を食べたい
というタイプです。
でもお酒には、何か期待して
しまうものがありますよね。
特に、日本人の場合は、
「ノミュニケーション」
という言葉もあるように、
お酒の場でしか言えないこと、
お酒の場だからこそ言える本音
というのがあると思います。
そこに期待してしまいます。
お酒の力を借りて関係性を深めたり、
ストレスを発散したり、
楽しい気分を味わったり、
という期待です。
でも、どうしてお酒を飲むと
このような効果が得られるのでしょうか?
医学的な理由は色々あると思いますが、
結局は認知脳の働きが弱くなるからでしょう。
頭の回転が遅くなったり、
判断力が鈍ったり、
耳が遠くなったり、、、
ようするにパフォーマンスが
落ちてしまいます。
飲酒運転で事故を起こしてしまうのは、
まさにパフォーマンスが落ちているからです。
でもその一方で、お酒を飲むと
多くの人はご機嫌になります。
陽気になり、感情豊かになり、
気分がよく楽しくなります。
しかし、こうなると、機嫌の良さと
パフォーマンスの高さは共存できない、
という思い込みがいつのまにか
形成されてしまうような気がします。
つまり、パフォーマンスを上げようとすれば、
自分の機嫌を犠牲にして、眉間にしわをよせて
頑張らなければならない・・・
逆に機嫌を良くしようとすれば、
パフォーマンスの質を落とさなければならない・・・
どうでしょうか?
もしかしたら、無意識に
このようなイメージを持っていませんか?
わたしは持っていました。
ご機嫌に振る舞っている人が
とてもバカなんじゃないかと、
そう思えたのです。
頑張るということは我慢する事だ。
一生懸命やるということは、
苦しい思いをすることだ。
ハイパフォーマンスのためには、
死に物狂いでやならければならない。
そう思っていました。
だから、ひょうひょうとしている人を
バカだと見下していましたし、
いつも機嫌のいい人を能天気で、
頭が足りない人だとバカにしてました。
でも、ライフスキルを知って、
それはとんだ勘違いだと気付きました。
機嫌もよくパフォーマンスも高くいる人は、
決して頭が足りないバカな人では
ないということが分ったのです。
つまり、ライフスキルが高く、
認知脳も高いパフォーマンスで働かせながら、
ごきげんで機嫌よくいられる人たちです。
お酒の力を借りなくても、
明るく楽しくいられる人です。
お酒の力を使わずにご機嫌になれれば、
パフォーマンスを落とす必要がありません。
これこそが、フローと呼ばれる
機嫌のよい状態なんだということが分りました。
もちろん、中には認知脳の働きが弱く、
能天気な人もいますが・・・
でもわたしたちが目指しているのは、
認知脳もしっかり働いて、
でも心の状態は気分よく、
フローでいることですよね。
パフォーマンスのために心を犠牲にせず、
心のためにパフォーマンスを犠牲にすることもせず、
どちらも質の高い状態を維持していくことですよね。
わたしはその状態が
とても価値のあることだと思います。
あなたはどうですか?
— フローマインド事務局
P.S.
お酒の力に頼らなくても、
きげん良くフローでいる、
しかもパフォーマンスは高い…
そんな状態が理想なら、
このトレーニングが有効です。
↓
フローマインドCDプログラム