投稿日:2014-01-22投稿者:
「他人の浮き沈みに一喜一憂し、
誰かをけなす事で憂さを晴らす。
でも、朝起きてみれば
自分の人生は何も変わっていない」
為末大選手をご存知ですか?
これは彼がツイッターで発言した言葉です。
ちょっとしたニュースになっていました。
どうやら、この発言が一部で
批判を浴びているのだとか・・・。
(一部と言ってもネット上で、ですが)
為末選手と言えば、
世界陸上で2大会連続で
銅メダルを獲得した選手です。
400mハードルの日本記録
保持者でもあります。
そんな彼は、現在スポーツコメンテーターとして
活躍されているんですが、彼の発言の一体
どの辺りが批判されているのでしょうか?
それはどうも、
「人をけなすことも必要だ」
ということらしいです。
ストレス発散にもなるし、
人をけなすことは楽しいという
意見が一部であるようです。
冒頭の言葉を見た時、
別に批判されるような内容には
思えなかったんですが、
何でも探せば批判できる部分が
あるんですね、、、
驚きます。
ライフスキルを学んでいると、
為末さんの発言はその通りだとしか
思えないわけですが、
あなたはどうでしょうか?
わたしたちは、本当に
他人の人生が気になる毎日を
送ってはいないでしょうか?
テレビを見ていると、芸能人の発言や
行動がいちいちニュースになります。
会社の中では、社内の人間の行動が
ウワサになったりします。
そして、幸せそうな人を見つけると批判をし、
不幸な出来事が起こると喜びバカにします。
認知脳は比較をするのが得意なので、
仕方のないことではあると思います。
実際、誰かをけなすことで
憂さを晴らすこともできます。
しかし、自分の人生を変えるという視点では、
何もいいことはありませんよね。
まさに、「朝起きてみれば
自分の人生は何も変わっていない」
というわけです。
他人に心を持っていかれているうちは、
自分の心はノンフローになるリスクが
とても高くなります。
自分の心が、他人の言動によって、
フローになったりノンフローになったり
するわけですから。
ノンフロー状態では、
人間の機能が落ちますので、
行動の質は低下しますし、
新しいことにもチャレンジできません。
人生を変えるなんてとんでもないですね。
何か変えたいことがあるなら、
何か得たい結果があるなら、
自分の心を大切にして、
フローでいることが、
結局大切なことなんですよね。
人と比較して、一時の憂さをはらして、
それで満足するなんて、そんな生き方は
わたしはごめんです。
自分の心を自分で決めていける
フローな自分を磨き続けていきたいと思います。
あなたはどうですか?
― フローマインド事務局