次世代の経営戦略

    投稿日:2014-01-29投稿者:

    こんにちは。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    ライフスキルは、
    心をマネジメントする脳のスキルです。

    しかし、心は目に見えませんし
    触ることもできません。

    そのためか、ライフスキルは
    とても怪しいと思われることもあります。

     

    しかし、目に見えるものだけが
    全てではないことを、
    わたしたちは知っています。

    お正月には初詣に行き、
    目に見えない “何か” に祈るでしょう。

    触ることができないものへ敬意の念を抱いたり、
    感謝の意を表したりするでしょう。

    このように、目に見えるものだけが
    全てではないことを知っているはずなのに、
    ビジネスの現場では、中々そうはいかないようです。

     

    数字やテクニックが重視される世界ですから、
    心のような漠然としたもの、定量化・数値化が
    難しいものは、中々受け入れられないようです。

    わたしは、会社などの組織に対しても
    ライフスキルのトレーニングを行っています。

    社員や従業員一人一人がフローになるように。
    そしてフローな人たちが集まった
    フローな組織になるように、
    ライフスキルのトレーニングをしています。

     

    フローな人が増えると、
    組織に良い変化が現れてきます。

    例えば、社員や従業員同士の会話が増えたり、
    休職者や離職者が減少したりします。

    また、それまで仕事をやらされている
    と感じていた社員が、積極的に仕事に
    取り組むようになったりもします。

    これは、外発的動機(報酬など)から
    内発的動機の度合いが高い状態に
    変わったからだと言えます。

     

    自らが自分の意思で行動し、
    働くこと、そのこと自体が楽しい
    という状態になっていきます。

    そうすれば、社員は自主的に
    会社に、そして社会に貢献する
    人材へと育っていくでしょう。

    それは結果的に利益を生む
    人材となってくれるのです。

    フローな人同士の質の高いコミュニケーションは、
    組織をさらに成長させてくれます。

    このような変化は、経営者であれば
    誰でも望んでいることではないでしょうか?

     

    このような、フローな人が組織に増えると、
    組織のパフォーマンスが上がり、
    結果にも繋がります。

    わたしはこれからの時代は、このような
    心も重視した心エントリーな企業が
    生き残っていくと考えています。

     

    人はどういうわけか、進化の過程で
    結果だけを求めるようにはつくられませんでした。

    見えないし、触れませんが、
    心というものが確実に存在し、
    それがわたしたちの行動に
    大きく影響を与えています。

    自分が成長している喜びや、
    社会の役に立っているという感覚を
    大事にした組織は、これから伸びていくでしょう。

     

    フローな社員を増やすということは、
    会社を成長させる経営戦略でもあるのです。

     

     

    P.S.
    次世代の経営戦略、
    フローな人を増やしていくためのにも、
    社員やメンバーと一緒に、
    このプログラムを学んでみてください……

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