ウザいから無視

    投稿日:2014-03-19投稿者:

    男の人は多いんじゃないかと
    思うんですが、感情って
    邪魔なものだと思いませんか?

    ついつい感情的になると、
    集中力は落ちますし、
    判断力も落ちますし、
    子どもみたいに思われたり、
    信用を落としたりします。

    なので、無視したり、
    感じない振りをしたり
    押し込めたりします。

     

    実際、感情的な “行動” は
    大人な対応ではないですよね。

    イライラして物に当たるとか、
    感情的な言葉、例えば「バカ」とか
    「ふざけるな」とかしか言えずに、
    まともな会話ができないとか。

    感情に任せてしてしまう行動は
    実際トラブルの原因になります。

    だから感情は厄介なもの、
    邪魔なもの、不必要なものだと
    思われている節があります。

     

    よく、感情をコントロールしましょうとか、
    感情をコントロールできるようになりたい
    というような話を聞きますし、
    ぼく自身もそうなりたいと思っていました。

    しかし一方で、感情を抑圧すると
    ストレスが溜まる、とも言われます。

    なので、感情は吐き出した方がいい。
    感情を感じた方がいいと
    言われることもあります。

     

    感情をコントロールしなさい
    という人もいれば、
    感情を抑圧するな、感じろ
    という人もいる。

    いったいどうしたらいいんでしょうか?

     

    ところで、なぜ人は感情というものを
    持っているのでしょうか?

    もちろん、答えは知る由もありませんが、
    こう考えてみるのはどうでしょうか?

     

    感情は、何かの指標だと考えるんです。

    例えば体温(熱)は風邪かどうかの
    指標になっているのと同じように、
    感情の変化が何かの指標になっている、と。

     

    辻メソッドによると、感情はまさに
    フローやノンフローに気付くための指標です。

    フローとは、人間の機能が
    上がっている心の状態。

    ノンフローとは、人間の機能が
    下がっている心の状態です。

    そして、感情にも、
    人間の機能を上げる感情と
    機能を下げる感情があります。

    フローな時に感じている感情は、
    機能を上げる感情。
    ノンフローな時に感じている感情は、
    機能を下げる感情です。

     

    感情のない人はいません。
    コントロールしようとしても、
    完全にコントロールするのは不可能です。

    抑圧すれば、ストレスになります。

    だからと言って、
    感情のままに行動していたら、
    ぼくたちはこの社会で生きていけません。

    厄介者、危険人物扱いですから。

    ですので、感情は感じつつも、
    行動は感情的にならずに、
    ちゃんと認知の脳を使って考え、
    適切な行動を取っていけるように
    しないといけませんよね。

     

    ライフスキルの基礎の基礎である
    自分の感情に気付く、というのは
    まさにそのためにあるのではないでしょうか?

    感情にただ気付く。

    抑圧したり、行動で発散するのではなく、
    ただ気付いていく。

     

    不思議と感情を無視せずに、
    目を向けてみると、それだけで
    フローな方向に傾きます。

    これはぜひ体感してほしい現象です。

     

    感情は、ぼくたちのフロー度合いを
    教えてくれる指標ですから、
    その指標に気付けるようになれば、
    フローを生み出すきっかけを
    与えてくれるわけです。

    「今、ノンフローな感情だな」と気付けば、
    それがきっかけで、ライフスキルを
    いつもより意識して、
    気持ちを切り替えていけます。

    そうすれば、パフォーマンスをすぐに
    フローに傾け、自分が今やるべきことに
    集中できるように、なっていけるのでは
    ないでしょうか?

     

    あなたも、もっと感情に気付けるように
    なりたいと思いませんか?

     

    ― フローマインド事務局

     

     

    P.S.
    感情に気付けるようになって、
    自分でフロー化を起こせるようになるには、
    この応用スポーツ心理学をつかった
    メソッドがオススメです…

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