ストレスを持ち込まない方法

    投稿日:2014-03-25投稿者:

    こんにちは。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    わたしたちはどんな時に
    ストレスを感じるでしょうか?

    例えば、言いたいことが
    うまく相手に伝わらないとき。

    「何で分らないんだ!」

    とイライラしてしまうことがあるでしょう。

    1回言ったくらいじゃ分らないだろう、
    と頭では分っていても、
    2回、3回、4回、、、と
    同じことを繰り返していると
    だんだんとイライラが募ってきます。

     

    そうやって、イライラが溜まると、
    自分の伝え方もどんどん伝わりにくく
    なっていきます。

    つまり、ノンフローになって
    パフォーマンスが落ちるので、
    伝えるというスキルが
    発揮されにくくなるのです。

     

    他にも、作業の途中でパソコンが
    フリーズしてしまったとき。

    作業内容を保存していなければ、
    その時のショックはとても
    大きなものになるでしょう。

    そして、“また” 同じことを
    しなければならないとか、
    この “使えない” パソコンが! とか、
    不満を抱いてしまうでしょう。

     

    そんな状態でもう一度同じ作業をするとなると、
    パフォーマンスが落ちているので、

    「さっき出て来たアイデアが思い出せない」

    となってしまい、同じクオリティで
    作業を続けることが難しくなります。

     

    また、やることが多すぎるとき。
    人身事故に巻き込まれたとき。
    道が混んでいるとき。
    電車に乗り遅れたとき。
    会議が急に入ったとき。

    などなど、、、

    わたしたちは、日常のあらゆる場面で
    パフォーマンスを低下させる
    リスクを抱えています。

    では、これらに対処し、
    ノンフローのリスクを避け、
    自分のパフォーマンスを安定させるには
    どうしたらいいでしょうか?

     

    部下の理解力が悪いときは?
    部下の理解力を上げますか?

    パソコンがすぐにフリーズするときは?
    パソコンを買い替えますか?

    人身事故に巻き込まれないようにするには?
    電車に乗るのを控えますか?

     

    わたしたちは、このような
    ノンフローの原因をどうにかしたいと
    思ってはいますが、事実自分の力では
    どうしようもならないことが多いのです。

    また、パソコンを買い替えるように
    自分でどうにかできることは、
    その準備をしておきさえすれば
    ノンフローのリスクを回避できます。

    しかし、フリーズしたらすぐに買い替える
    というのは、現実的に難しいでしょうから、
    実際に買い替えるまでの間は、
    ノンフローを引きずることになります。

     

    つまり、これらのノンフローの原因は
    起ってしまったらすぐには変えられないような
    ものばかりなのです。

    わたしたちは、変えられないこと、
    どうしようもないことを引きずっては、
    ノンフローになってしまっているのですね。

    そこで、これらの変えられないものは、
    持ち込まずに、「洗い出す」と考えてみてください。

    自分をノンフローにしている要因は
    変えられるだろうか? 変えられないだろうか?
    と考え、変えられないものなら、
    「洗い出す」と考えるのです。

     

    そうすることで、心をストレスから解放し、
    本来のパフォーマンスを発揮しやすく
    なっていくのです。

     

     

    P.S.
    変えられないものにとらわれることなく、
    今すべきことに集中するためには、
    この脳を働かせてください・・・

    第2の脳のつくり方

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