車内でわめく子ども

    投稿日:2014-03-26投稿者:

    東京から大阪へ向かう新幹線の中、
    わたしの後ろの席には
    子ども連れの母親が乗っています。

     

    お母さんと子どもが2人。
    1 人は 2 歳くらい。
    もう 1 人は 4 歳くらいかなと思います。

    そして、上の子どもは
    ずっとだだをこねています。

    泣いたりわめいたり、
    「お母さん、お母さん」と
    何かを訴えています。

    それに対して、お母さんは、
    「静かにしなさい」
    「いいかげんにしなさい」
    とばかり言っています。

     

    お母さんが何を言っても
    子どもは泣き止まず、
    「お母さん・お母さん」と
    訴えかけています。

    何が原因かは分りませんが、
    何か不満や伝えたいことがあるようです。

    そしてお母さんは、
    次第に無視するようになり、
    子どもは 1 人でわめいている感じに
    なってきました。

     

    公共の乗り物に乗っていれば、
    よくある光景だと思います。

    こんな光景を見ていると、
    ついつい、お母さんも子どもも
    ノンフローだな〜と思ってしまいます。

    そして、よく辻先生がコーチ力の中で
    仰っていることを思い出します。

     

    それは、人は「感情」と「考え」を
    分ってほしいという法則がある
    ということです。

    とくに子どもの場合は感情でしょう。

    わたしの後ろでだだをこねている子も、
    「お母さん・お母さん」と
    何かを分ってほしくて
    しきりに訴えています。

    でも、お母さんは、その気持ちを
    分ろうとはしていません。

    ただ、静かにしないさい、
    いいかげんにしなさい、
    周りの迷惑になるでしょ、
    と自分の言いたいことを伝えています。

    泣きつかれて眠くなるのを
    待っているのかもしれません。

    あまり相手にしなくなってきて、
    子どもはさらに「お母さん・お母さん」と
    訴えを強くしていきます。

     

    これだと、子どもはノンフローのまま、
    そしてお母さんもノンフローのままです。

    お母さんが自分の伝えたいこと、
    しっかりと子どもにしつけたいこと、
    つまり静かにしていなさいということを
    分かってもらうには、まず子どもが
    ノンフローからフローになる必要があります。

    子どもの「感情」や「考え」を分ってあげて、
    まずは子どもをフローにする。

    そうすると泣き止むでしょうし、
    お母さんの言うことも聞いてくれやすくなります。

    その上で、新幹線の中では静かにするように、
    周りに迷惑をかけないようにということを
    教えていけばいいのではないでしょうか?

     

    実際、自分の子どもが同じようになったとき、
    ライフスキルを磨いていないと、
    たぶん自分もノンフローになり
    イライラが溜まってしまうと思います。

    だからこそ、日々の中でライフスキルを鍛え、
    いざという時に自分をフローにしていきながら、
    相手に指示していけるようになることが
    理想だと思います。

     

    後ろでわめく子どもの声を聞いていて、
    わたし自身もノンフローになりながらも、
    意味付けに気付いたり、
    自分の心は自分で決めると考えたりしながら、
    このメルマガを書いてみました。

    もし、同じような場面に出くわしたら、
    あなたはどう感じるでしょうか?

     

    — フローマインド事務局

     

     

    P.S.
    フローでいることは、自分のためだけでなく、
    相手のためにもなるんですよね。

    子育て中の方や、部下の育成で悩んでいる方にも
    辻メソッドはオススメですよ。

    第2の脳のつくり方

    コメント




ページの先頭へ