逆上がりができた!

    投稿日:2014-04-08投稿者:

    中学生のころ、体育の授業で
    鉄棒の授業がありました。

    生徒一人一人が
    自分のスキル度合いに合わせて
    目標を決めます。

    そして、その目標を達成するために
    どうすればいいかを考えたり
    アドバイスをもらいながら
    練習を繰り返していく授業でした。

    ぼくは当時逆上がりができませんでしたので、
    逆上がりができるようになることを
    目標に掲げました。

     

    逆上がりもそうですし、
    他のほぼ全てのスキルについても
    同じことが言えると思いますが、
    できるようになる瞬間というのは、
    ある時突然やってきませんか?

    当時のぼくもそうで、
    練習を繰り返す中、
    ある時の授業で突然
    「始めての体験」をしました。

    蹴り上げた足が鉄棒を越え、
    どういう原理か、足はそのまま回り込み
    上半身は鉄棒の上でした。

    「できた!」と思った瞬間です。

    その後はできる時もあれば
    できない時もありましたが、
    次第に安定していき、
    もう 100 回やったら 100 回成功する
    といように逆上がりのレベルもアップ
    していきました。

     

    基本的にスキルの習得って
    このようなプロセスを経ますよね。

    繰り返し繰り返し練習して、
    ある時突然、できる感触をつかむ。

    その後、できる時とできない時を繰り返し
    次第に精度が上がっていく。

    そうなると、スキルは完全に
    習得できたようなもので、
    次のレベルに挑戦したくなります。

     

    ライフスキルも、練習によって
    身につけるスキルです。

    ですので、逆上がりが
    できるようになったプロセスと
    同じようなプロセスを経ます。

    最初は全くできません。

    それまで使っていなかった脳を使うわけです。
    どう使っていいか、あなたの脳も
    さっぱり分かっていません。

    しかし、練習を繰り返すことで、
    ちょっとずつコツを掴んでいき、
    ある時、「これか!」と思う瞬間があります。

    そして、その後もうまくいく時
    いかない時がありますが、
    さらに練習を繰り返すことで
    ライフスキルの精度は上がっていき、
    気付いたらいつも余裕があって
    気分がいいなと思えるようになっていきます。

     

    でもそれはまだやっと逆上がりが
    余裕でできるようになった状態です。

    地面を蹴り上がって
    一回転することはできます。

    ですが、ちょっと鉄棒が高くなって、
    空中でぶら下がっている状態から
    逆上がりをしようとなると
    とたんにできなくなります。

    足が地面に付かず、
    蹴り上がることができないからです。

    それができるようになるためには、
    また練習が必要なのです。

     

    ライフスキルを磨いていて、
    効果を実感していても、
    状況によってはうまく機能しないこともあります。

    そんな時は、自分のライフスキルのレベルが
    まだその状況に適応できるほどに
    達していないんだと思い、さらに磨きを
    かけていくしかないんですね。

     

    人生を通して磨いていくスキル。

    「めんどうだな」とか。
    「そんな時間はかけられない」とか。
    「もっと手っ取り早く変化したい」と
    思うかもしれませんが、
    人がスキルを身につける原則から考えれば、
    そんなことは起こりえないんですよね。

     

    — フローマインド事務局

     

     

    P.S.
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