そんなの余裕〜

    投稿日:2014-04-09投稿者:

    もし、あなたが私と同じような
    経験をしたことがあるなら、
    きっとこう思うことが
    あるのではないでしょうか?

     

    「それくらいすぐできる」

     

    例えば、料理。

    最初は包丁を持つ事すら
    ままならなかったと思いますが、
    何度も作っていくうちに自然と
    できるようになります。

    そして、ある程度の料理は、
    余裕でつくれてしまうでしょう。

    すると、ある時今まで作ったことの
    ない料理に挑戦したとしても、
    ある程度のものはできます。

    めちゃくちゃおいしいものは
    できないかもしれませんが、
    十分食べられるものができてしまうでしょう。

    そんなときは、初めて挑戦する料理であっても、
    「たぶんできるだろう」という実感を
    持つことができていたはずです。

     

    大人になるにつれて、色々なスキルを
    獲得していきますから、初めて挑戦することでも、
    ある程度見通しを立てて取り組む事が
    できるようになります。

    そして、「きっとすぐにできる」
    「たぶん問題なくこなせる」
    「簡単そうだ」という感覚を
    持つことができます。

     

    しかし、まったく未経験の分野、
    基礎の基礎も知らない分野のことに関しては、
    この「できる」という感覚を持ちにくいですよね。

    失敗したときのことや、
    間違ったときのことを
    想像してしまうと思います。

    そして、やるべきことが分かっていても
    なかなか取りかかれなかったり、
    決断できなかったりします。

    料理をつくったことがないと、
    「塩 1g 入れてください」とレシピに書かれていても、
    なんとなく「これでいいのかな?」と
    心のどこかに不安を覚えてしまうのと同じです。

     

    ここまで読んで、もしかしたら
    気付かれたかもしれませんが、
    実はどちらの場合も認知の脳による
    「意味付け」です。

    過去の経験に照らし合わせて
    「簡単そう」「問題ない」と
    判断するのも自分自身の意味付けです。

    これから行う未来の行動を考えて
    「失敗するかも」「大丈夫だろうか」と
    不安になるのも自分自身の意味付けです。

     

    当然、「簡単そう」とか「問題ない」と
    意味を付けることでパフォーマンスが
    上がるならそれはそれでいいのですが、
    これはライフスキルではありません。

    良い意味を付けられた時だけ
    パフォーマンスが上がるわけなので
    不安定なわけです。

    理想としては、どんな意味が付こうと
    よりフロー化を起こせるようにすることです。

    そして、パフォーマンスが高いときは、
    よりフローにもっていくこと。
    パフォーマンスが低いときは、
    できるだけフローへと持っていくことです。

    そのためにも、どんな状況であれ、
    自分が意味を付けているということに
    気付いていく必要があるわけです。

     

    ― フローマインド事務局

     

     

    P.S.
    余裕でいつもフローを生み出せるようになるには、、、
    この心理学プログラムがオススメですよ。

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