投稿日:2014-04-23投稿者:
「お疲れ様です」
こんな言葉を使い出したのは
バイトを始めてからだと思います。
高校生の時に授業が終わってから、
部活が終わってから、
学校が終わってから
「お疲れ様です」なんて
言った記憶はありません。
しかし、バイトを始めてからというもの、
この言葉を毎日のように使っていました。
バイトが終わった後だけではありません。
バイトが始まる最初の挨拶でも
「お疲れ様です」という場合がありました。
今でもなんら違和感なく
仕事の中で使っています。
ですが、最初の頃は違和感を
感じていたのを覚えています。
なぜ、それを思い出したのか?
それは、自分をフローにできる言葉を選ぶ
というライフスキルを知り、
意識し出したからだと思います。
自分がどんな言葉を使っているのか?
また相手がどんな言葉を使っているのか?
フローを意識することで、
そんなことにも敏感になってきました。
そうする内に、「お疲れ様です」と言うことに
抵抗を感じるようになってきたのです。
なぜなら、この言葉が
なんだかノンフローワードのように
感じたからです。
そしたら先生の著書にも、
こんな一節がありました。
“
会社で初めてすれ違った社員からいきなり、
お疲れ様と朝の挨拶をされるのには閉口する。
英語ならグッドモーニングでいつもグッドだ。
How are you ? なら Fine! だろう。
朝一番で顔見知りでもない来訪者に、
You are tired, aren’t you? とは
世界がひっくり返っても言わないに違いない。
”
なるほど、始めに感じていた
違和感の原因はこれかな。
と妙に納得したのを覚えています。
ですので、最近は意識的に
この言葉を使わずに、
何か別の言葉を言うようにしています。
それでも、だいぶ癖づいているので、
つい口を突いて出ることもあります。
無意識に出てくるんですよね。
でも、元々使っていなかった言葉を
無意識に使うようになってきたわけですから、
逆に無意識に使わないようにする、
または別の言葉を使うようにする
ということもできるはずです。
始めてバイトをした頃より、
10年以上は経っているので
そんなに簡単に口癖を変えられる
とは思っていません。
しかし、フローワードの事を知らなければ、
この事実に気付くことすらなかったでしょう。
もちろん、「お疲れ様です」は、
ぼくにとっては違和感を感じるワードだった
というだけなので、あなたにとっては
どうなのかは分かりません。
しかし、自分をノンフローに傾けている
口癖、ノンフローワードを、
きっとあなたも持っていると思います。
それに気付いて、できるだけ
自分をフローに傾けるフローワードを
選べるようになりたいと思いませんか?
― フローマインド事務局
P.S.
知らず知らずの内に口をついて出る言葉が
あなたをノンフローにしているかもしれません。
そんな自分から解放されるには・・・