投稿日:2014-05-01投稿者:
加害者の弟が自殺。
数週間前ニュースになっていて
とても衝撃的でした。
ご覧になったかもしれません。
秋葉原の無差別殺傷事件、
覚えていますか?
秋葉原の通りにトラックで突っ込んだ後、
トラックから降りて刃物でさらに
周りの人を殺傷していったという
衝撃的な事件でした。
もう 6 年前になるんですね。
その犯人の弟が、
自殺したというニュースが
飛び込んできました。
このニュースを見た時、
東野圭吾の小説「手紙」のことを
思い出しました。
この小説は、強盗殺人を犯した兄の影響で、
その後の人生を大きく
狂わされた弟の物語です。
映画にもなっていました。
この小説のことを思い出したのは、
加害者家族の苦悩という側面が
かぶさったからだと思います。
ニュースによると、加害者弟さんは
仕事や恋愛、結婚など、
「加害者家族」という理由で
相当な苦労をされていたようです。
周りの人も「加害者家族」という
意味を付けていたんでしょう。
そして彼自身も、自分は「被害者の弟」
と意味を付けていたようです。
意味付けが人を殺してしまう
という認知の暴走なのでは
ないでしょうか?
少なからずわたしたちは、
意味付けによって自分を苦しめている
という部分があると思います。
中でも家族からの意味付けは
影響も大きいでしょう。
この影響を受けないことはできません。
ただ、それは結局脳が作り出している
「意味付けなんだ」ということを
知っているのといないのとでは、
だいぶ違うのではないでしょうか?
とらわれから解放され、
心の自由度が増せば、
選べる選択肢も広がるはずです。
このニュースから、わたしは改めて
認知脳の意味付けの機能や、
ライフスキルの役割について
考えさせられました。
あなたはどんなことを感じましたか?
― フローマインド事務局
P.S.
意味付けの仕組み、
とらわれから解放する方法
自分の心の自由度を高めて
ストレスから解放された人生を送る方法。
その秘密はこの心理学にありました・・・
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