死別後、何年生きるか?

    投稿日:2014-05-13投稿者:

    夫に先立たれた妻は、
    妻に先立たれた夫より6.2年長生きする

    という記事を発見しました。

    妻が亡くなった後、
    夫が亡くなるまでの期間として、
    一番割合が高かったのは「10年未満」で
    53.2%だった。

    夫が亡くなった後、
    妻が亡くなるまでの期間として、
    一番割合が高かったのは「10年以上20年未満」で
    37.0%だった。

    「10年未満」は29.3%、
    「20年以上30年未満」は21.7%だった。

    夫が亡くなってから妻が亡くなるまでの
    平均期間は16.5年だった。

    妻が先に亡くなる場合と、
    夫が先に亡くなる場合とでは、
    残された夫(妻)が亡くなるまでの期間に
    6.2年ほどの差があることが分かった。

     

    というデータが紹介されています。

    辻先生は、その理由の 1 つは、
    女性のライフスキルにあると考えています。

    女性の方が、とらわれが少なく
    変化に強いというのです。

    そのため、夫が亡くなるという変化にも
    比較的長く適用していけるというのです。

    一方男性はとらわれが強いため、
    妻が無くなるという変化に
    長く耐えられないのでしょう。

    頑固じじいという言葉はあっても、
    頑固ばばあという言葉がないように、
    性差によるライフスキルは、
    寿命にも影響を与えているのではないかと
    おっしゃっています。

     

    一方、女性は男性に比べ揺らぎが多い
    という面があるそうです。

    男性より感情の変化が激しく、
    情緒不安定になりやすい
    というわけです。

    揺らいでいる状態や
    とらわれている状態は
    ノンフローな状態ですが、
    性別によっても特徴があるんですね。

     

    とらわれが強いがために変化に対応しきれず、
    寿命をも左右するとなれば
    その影響力はかなりのものではないでしょうか?

    もちろん、この男女の寿命のデータが、
    直接的にライフスキルの影響と
    結論付けることはできません。

    しかし可能性としては十分考えられますし、
    要因の 1 つにはなりうるのではないかと思います。

     

    もし、あなたの今の状況が
    突然変化したときに、
    あなたは新しい状況に
    適応できますか?

    適応するためには、色々なスキルが
    必要になってくるわけですが、
    ライフスキルもその 1 つだということは
    間違いないと思います。

     

    ― フローマインド事務局

     

     

    P.S.
    変化に強くなり、
    パフォーマンスを発揮し続けるには・・・

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