投稿日:2014-05-16投稿者:
おはようございます。
フローマインドの岡田です。
私たちの認知脳はすごく発達していますから、
放っておいても外界のことを認知して、
勝手にジャンジャン意味付けしてしまいますよね。
このことを辻先生は“認知の暴走”と呼びますが、
言葉としては「認知脳が暴走している」と言うものの、
本当の意味は、
「外界のことに認知脳が暴走“させられて”いる」
ということなんですね。
先日辻先生と話していて、
このことが初めて(!)わかったんです。
外界で起きていること、
つまり外からの刺激にグイグイ押されて、
私たちの認知は走らなくてもいいときにも
走ってしまう…、つまり暴走してしまうわけです。
「体で考えればよくわかるでしょう。
バスケの試合に出てれば、
ほんとは今寝てたくても走るでしょ。
敵にボールを取られれば戻りたくなくても戻るし、
飛びたくなくても飛んで
リバウンド取ろうとするでしょう。
外的な状況に酷使されている。
だから摩耗するんだよ。
認知を暴走させる引き金は、常に外にある。
その外からの刺激に
対応しながら生きているから暴走する。
だから、外界から離れて
座禅してると暴走は止まるでしょう。
それを、座禅しなくてもできるのが
ライフスキルという脳の習慣なんだよ」
ライフスキルは、
いつでもどこでもできる座禅。
“携帯座禅”っていう感じでしょうか。
だけど、立ってても寝ててもできるんですよーー(笑)。
「多くの人は、認知の暴走を止めて
沈静化させるのを、また認知でやろうとする。
外側に暴走させられてるのに、
また外側に頼ってそれを鎮めようする…。
ポジティブシンキングだってそうだよね。
コップに少ししか入ってない水を
いっぱい入ってると思えって言っても、
無理じゃない?
所詮認知の追いかけっこだし、
堂々巡りだから、疲れるしもたないんだよ」
なるほどーーー!!!
それじゃあ、暴走族をストップさせるのに、
仲の悪いもう一つの暴走族を
派遣するようなものなんだ…!!!
それじゃあ、暴走はおさまるかもしれないけど、
ケンカになって、ケガする人も出てきちゃうかも…。
それが私たち自身の中で起こると、
体や心の病気につながることにもなっちゃうかも…。
認知が暴走するのはしかたない。
だって、私たちは社会の中で、
外界と常に接触しながら
生きているのだから…。
でも、その暴走を鎮めてくれる、
DJポリスのようなライフスキルを、
自分自身の中に常に
駐在させておけばいいんですよね!
そして認知の暴走が始まったら、
ハンドスピーカーでユーモラスに、
落ち着いた声で自分自身に
語りかけられればいいですね〜!
「皆さん、認知とライフスキルはチームメートです。
認知が暴走するとケガ人が出ますので、
どうか深呼吸して、今に集中し、
ただただありがたいと考えてください…!」
なんてね!
― 岡田綾
P.S.
イライラしたり、自分でも思ってもない
ネガティブな行動をとってしまったり、、、
認知の暴走を沈めるには、この
脳の使い方が最適ですよ
↓