投稿日：2014-05-27投稿者：
都会のエスカレーターには
暗黙のルールがありますよね？
急いでる人のためのレーンと
そうでない人のためのレーン。
自分の状況に合わせて、
右か左かどちらに乗るか
選ばなければなりません。
例えば関東では、通常は左側。
追い越したい人や急いでいる人は
右側というルールになっています。
ですが、もし左側が塞がれていたら
どう思いますか？
急いでいるから左側に乗ったのに、
目の前には突っ立っている人がいる。
「おいおい、なに立ち止まってるんだよ！
さっさと歩けよ！」
とイライラしたりしないでしょうか？
誰しもこのような怒りの感情が
湧いてくると思います。
しかし、わたしたちがこのような状況に
イライラしてしまうのは、
まさに認知脳による意味付けですよね。
意味付けの根本的なものは
正誤の意味付けです。
通常は左側。
追い越しは右側。
というルールがあり、そのルールに
則っている人は正しい。
則っていない人は間違い。
という意味付けです。
だから、イライラしてしまうわけです。
たしかに、ルールに照らしてみると、
間違っています。
ですが、ルールはあくまでも
わたしたちが決めたものですし、
絶対的で普遍的な基準ではありません。
ルール自体が認知脳によって作り出した
意味付けだと言えますよね。
それを支持する人が多いので、
そのルールに則っていない人を見ると
まるで悪者のように感じてしまいます。
もしかしたら、その人は田舎住まいの人で、
エスカレーターのルールを知らないのかもしれません。
もしかしたら大阪の人で、関東とのルールの違いを
知らなかったのかもしれません。
いずれにしても、
その理由が分からないにも関わらず、
相手が絶対間違っているとして、
正誤の意味付けをして
自分をノンフローにしてしまいます。
でも、その認知・意味付けの機能を
カットするのは簡単ではありません。
辻メソッドが教えてくれることは、
脳にはそのような機能があるということ。
そして、意味付けを無理矢理変えるのではなく、
ただそれに気付くことで、心を少し自由にする。
そこにライフスキルを使う事で
結果的にフローに持っていける。
ということです。
その積み重ねが、
自分の心を自分で決めていける
真のハイパフォーマーへの第１歩です。
— フローマインド事務局
P.S.
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