感情に気付くと残念になる

    投稿日:2014-06-03投稿者:

    ライフスキルを学び始めると、
    自分が今まで気付いていなかった
    感情に気付けるようになっていきます。

    あなたも真面目にライフスキルを
    磨いているなら、きっと
    「こんな感情があったんだ」
    という発見があったと思います。

    ですが、きっとその感情の多くは
    いわゆるネガティブだと思われている
    感情だったのではないでしょうか?

    そして、そんな感情を感じてしまった自分を
    ダメだと思ってしまわないでしょうか?

    「なんだか自分が感じている感情は
    ネガティブな感情ばかりだな…」と。

     

    先日行われたハイパフォーマンスプログラムでも
    このような質問が挙ってきました。

    こんな風にネガティブな感情に
    気付きやすくなって、
    自分はそんな感情ばかり感じる人間
    だったんだと気付くと、
    なんだか残念な気持ちになりますよね。

    それで、辻先生が仰っていたのは、
    感情に意味付けしているでしょ?
    ということでした。

    感情はに確かにフローっぽい感情と
    ノンフローっぽい感情があります。

    フローっぽい感情の時は
    パフォーマンスが上がりますし、
    ノンフローっぽい感情の時は
    パフォーマンスが下がります。

    しかし、それらの感情を
    ポジティブだネガティブだ、
    良い感情だ悪い感情だと決めているのは
    意味付けなんですね。

     

    確かに、自分の感じた様々な感情に
    悪いとか、ダメな感情という意味を
    付けていたら、どんどんノンフローに
    なってしまうでしょう。

    そんな感情にたくさん気付けても、
    ぜんぜんフローにならないじゃないか!
    となってしまうでしょう。

    しかし、ライフスキルの基礎は
    感情に気付くことだけではありません。

    意味付けに気付くというのも
    ライフスキルの基礎です。

     

    感情というのは、自分が今
    フローっぽいのかノンフローっぽいのかを
    判断するための指標のようなものです。

    ノンフローからフローっぽい心の状態へと
    変化を起こすためには、まず自分の状態に
    気付かなければなりませんから。

    そして、そのノンフローの原因は
    意味付けなんだ、と気付きていくことで、
    心のとらわれが減り、心がちょっと自由になり、
    自分の力でフローの方向へと
    もっていけるようになります。

    だから、感情に気付く(評価はしない!)
    意味付けに気付く(ただ気付くだけ!)
    ということを、まずは繰り返し
    徹底してトレーニングしていくことが、
    ライフスキルを磨く基礎になるんですね。

    この基礎が出来上がった上で、
    30個以上ある様々なライフスキルを使うと、
    より大きく素早くフローになることができる
    そういう仕組みなんですね。

     

    — フローマインド事務局

     

     

    P.S.
    ライフスキルを基礎からしっかり学んで、
    パフォーマンスの質を高めたい人は
    他にいませんか?

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