投稿日:2014-07-01投稿者:
日本は決勝トーナメント進出ならずでした。
むちゃくちゃ残念という意味が
ついてしまいますよね。
そのサッカーワールドカップという
世界的なイベントが開催されています。
先日ラジオを聞いていたら、
サッカーのゴールキーパーが
いつも怖いというメッセージが
読み上げられていました。
なぜ、サッカーのゴールキーパーは
いつも怒っているのか?
味方が点を入れられたら、
それは怒るのも分かりますが、
自分がシュートをセーブした時にも
味方チームを怒っているのです。
「なにシュートうたせてるんだ!」
「しっかりしろよ!」
ということを伝えているらしいのですが、
どうも受け入れられない、という内容の
メッセージでした。
自分がゴールキーパーなら、
もっと違う声掛けをすると、、、
シュートをうたれても
セーブできたのなら、
「大丈夫、大丈夫」
「平気、平気」
「のびのびこのまま頑張ってくれ」
と声掛けをすると。
おもしろいメッセージだなと思い、
ライフスキルのことも
頭をよぎりました。
実際、どちらの声掛けの方が
チームのパフォーマンスを
高めてくれるのでしょうか?
あなたの属している会社組織、チームでは、
普段どのような声掛けが行われていますか?
その声掛けは、チームのパフォーマンスを
高めてくれるものになっていますか?
人のパフォーマンスが高まるのは、
心の状態がフローに傾いた時です。
人の心をフローに傾けるスキルを、
ライフスキルの中でもコーチ力と
呼んでいます。
人間はどんな時にフローに傾くのか?
その原則に則った接し方をすることで、
相手を、周りをフローにし、
パフォーマンスを高めます。
ですが、ほとんどの人は、
この心へのアプローチは
できていないと思います。
失敗の原因を把握したり、
ミスしないようにどうすればいいのか、
具体的な改善策を提案、指示することは
もちろん必要です。
しかし、心がフロー化していなければ、
指示内容が的外れだったり、
相手に伝わりにくくなります。
感情的に怒鳴り散らしても、
何も伝わらず、むしろ反感を買い、
非生産的な結果しか生みません。
外側の状況がどんなであろうと、
まずは自分の心をフローに傾け、
そして相手に指示を出すことが必要です。
そして、相手の心にもフロー化を起こすための
支援のスキルがあることで、
人のパフォーマンスは最大化します。
決して優しく、
なよなよ接したらいいというわけではなく、
指示と支援をバランスよく取り入れることが
チームのパフォーマンスを高める上で大切なんですね。
P.S.
何はともあれ、どんな声かけをするにしろ、
まずは思考から始まります。
自分をフローにする思考、
周りもフローにする思考を
身に付けてみませんか?