投稿日:2014-08-05投稿者:
頑張って頑張ってやってきたことが、
無駄に終わってしまった経験はありますか?
大きなプロジェクト。
新規のプロジェクト。
チームのみんなが成功をめざし
情熱を傾けて取り組んでいたプロジェクト。
そんなプロジェクトが突然白紙に……
おそらく相当なショックとともに、
行き場のない怒りや喪失感を
感じてしまうのではないでしょうか。
しばらくやる気が起こらずに、
腑抜けてしまうかもしれません。
それまでにやって来たことが
徒労に終わってしまった時、
人の感じ方は大きく 2 つに分かれます。
1 つは、前述のように
燃え尽きてしまうタイプ。
このタイプは、なぜ燃え尽きてしまうのでしょうか?
その 1 つの原因は、
結果に執着していたからではないでしょうか。
結果に執着していると、
結果だけがご褒美です。
1 年かけてのプロジェクトなら、
1 年間にたった 1 回しか
充実感を感じる時がないことになります。
もしそのたった 1 回のチャンスが、
望んでいた結果にならなかったら、
それは当然燃え尽きてしまうでしょう。
一方、燃え尽きないタイプの人は、
結果より過程にフォーカスしています。
もちろん結果を出すために行動しています。
しかし、結果だけがご褒美ではないので
結果を出すために費やした時間全てが、
充実していて達成感のあるものになります。
こういうタイプの人は、
せっかく頑張ったのにとか、
自分が報われないといった思考には
なりにくいでしょう。
だからと言って、決してプラス思考を
しているわけでもありません。
失敗したことにも意味があるんだと、
無理矢理プラスの意味を見いだそうとはしません。
そもそも過程を楽しんでいるわけですから、
結果がどうなろうと、充実しているのです。
しかも、実際のところ、過程も楽しめている方が
結果にもつながりやすいんですよね。
なぜなら、その方が行動 1 つ 1 つの質が
高い状態にあるからです。
ストレスも感じにくく、
そのため持久力もあります。
ずっと高い生産性を発揮できるのです。
「そんなのは分かっている。」
「でもやらなければならないことはたくさんあるし、
全てが楽しめることばかりではない。」
「過程を楽しめれば確かに理想的だが、
実際はそんな甘く無い」
そういう声が聞こえてきそうです、、、
が、そのような「外側で起こる出来事」によって、
自分の心を決めれられてしまうようなメンタルだと、
どうしてもそういう発想に落ち着いてしまいます。
過程を楽しんでいる人は、
ただ自分で楽しもうと決めた人なんです。
それができるのは、
自分の心は実は自分で決めることが
できるからです。
周りで起こっていることや、
自分がするべきことが何であろうと、
自分の心のための思考をしていける、
それが本当のハイパフォーマーだと思います。
— フローマインド事務局
P.S.
自分の心を自分で決めれるかどうか、
それは才能とかではなく、スキルです。
スキルなので練習すれば身に付きます。
あなたも、まずは試してみませんか?