投稿日:2014-09-03投稿者:
こんにちは。
フローマインドの村岡です。
この前、ずっと観たかった映画
「STAND BY ME ドラえもん」を
観に行ってきました。
僕の実家は、昔から家族で
ドラえもんの映画を
観に行くのが恒例だったので
大人になってもドラえもんの映画が好きです。
さすがに映画館まで
足を運ぶことはなくなったんですが、
それでもテレビでやっていたり
最新のDVDが貸し出されると見てしまいますね。
そして、この夏初めて
ドラえもんが3D映画になって公開されたので
今回は映画館に足を運んで
大スクリーンで楽しんできました。
映画の感想から言うと、、、、
本当に最高でした!
3回涙流しました!!
涙でポップコーンが食べきれませんでした!!!
それぐらい感動したし、
心に響いた作品だったんです。
ストーリーも原作にある有名な話を
忠実に描いていましたし、
3Dの描写もきれいで
ドラえもんだけでなく、
のび太やしずかちゃん、スネオ、ジャイアン
みんな活き活きとスクリーンで輝いていました。
周りの席を見るとほぼ満席で、
子供連れのファミリーからカップル、
中学生の友達同士で来ている
男の子、女の子。
いろんな人が見に来ていていたんですが、
僕の隣に座っていた子供を連れたお父さんが
後半ずっとすすり泣いていました。
子供にバレたくなかったのか
ちょいちょい子供に話しかけたり
飲み物を飲んだりしてごまかして
いたんですが、
鼻水をすする音や涙を拭うしぐさで
「この人泣いてんじゃん」
と思ってました。
と言ってる僕も泣いたんですが。。。
実際この映画を観て
心から共感できたのは子どもではなくて
大人だったと思います。
セリフが妙に心に響くんです。
のび太がドラえもんの
道具にばかりに頼って
しずかちゃんを
自分に振り向かせようとするんですが、
結局上手くいかなくて。
そしてドラえもんが言うんです。
「のび太くん、未来を変えるには、
まず自分の気持ちから変えていくしかない」
「君自身が変わらなくちゃ未来は変わらないんだよ」
って。
この言葉は諦めたことを経験した事がある
「大人」はみんな「ギクッ」と
させられたんじゃないかなと。
分かっていた。
分かっていたんだけど、
大人に世界には色々あって、
真っ直ぐな自分に
嘘をつかない生き方をしていたら
心が保てなくて
自分を偽って装って
仕方ないと、
どうせ駄目なんだと
無理やり諦めてしまった事。
チャレンジせずに
一人で勝手に自己嫌悪になった事。
誰かのせいにして
自分が傷つかないようにやり過ごして来た事。
過去にあった自分を変えられずに
落ち込んだ出来事をえぐられたような感覚でした。
この監督はドラえもんの言葉を使って
僕たち子どもだった「大人」に
伝えたセリフだったんだなって思います。
僕たちは多くの事に悩んで苦しんで
乗り越える為に
時には諦める事を選んでしまいます。
その度に自分の能力に悲観して
自分の限界はここまでなんだと
意味をつけてしまいます。
だけど、世界を変えるには自分が変わらないと。
言い換えれば、
自分が変われば世界が変わる。
「人にできて、
きみだけにできないなんてことあるもんか」
このドラえもんの言葉が
僕の心を軽くしてくれました。
これからも色んな出来事や状況に
心を揺さぶれて感情の波が立つと思います。
一時すればこのドラえもんを観た
感想や想いも薄まっていくと思います。
仕方ないんです。
人間だから。
だけど、
「気持ちが未来を変える」という
ことだけは忘れないでいたいと思います。
P.S.
自分の未来を変えていくなら、
まずは自分の心から……