投稿日:2014-09-15投稿者:
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
部下の顧客への対応を正そうと
何回も指導しているのに、
全くに改善の気配がない。
どうすれば、部下の対応を
良くしていくことができるのか?
最初の内は丁寧に優しく教えていても
何度話しても理解が足りない部下に
次第にイライラしてくる。
自分の心が部下にもっていかれて
ノンフローになっていることが分かります。
とおっしゃっている方がいました。
自分の考えを伝えたいと思うのは
人として当然でしょう。
どうすれば伝わるのか?
なぜ意図が伝わらないのか?
どこに問題があるのか?
伝えたいことが伝わらなければ
人はイライラしてしまうものです。
自分の考えを伝える方法は
色々とあるでしょう。
1つの方法は、
伝え方の技術を学ぶことです。
また、部下とのコミュニケーション術を
学ぶという方法もあります。
まず始めに結論から伝える、
指示内容は具体的にする、
など、誰もがどこかで1度は
聞いたことがあるでしょう。
それ以外にも、書店へ行けば
伝え方に関する書籍が
数多く見つかります。
一体どれを選べばいいのか
迷ってしまうに違いありません。
このように、まずは
伝え方やコミュニケーションに関する
知識を身につける必要があります。
そして、それを実践し、
自分のスキルをしていく必要があります。
ですが、多くの方はこれで
結局うまくいかずに、
話が伝わらずイライラを
募らせてしまいます。
なぜ、書籍に書いてある
テクニックを実践してみても、
うまくいかないのでしょうか?
どうすれば、部下の対応を
改善させることができるのでしょうか?
それは、自分自身のパフォーマンスが
低いままだからです。
自分がノンフロー状態なので、
知っていることをそのまま実践できないのです。
わたしたちは自分の心の状態が
ノンフローの場合、知っていても
できないことがあります。
例えば、道にゴミを捨てるのは
良く無いことは、知識としては知っていても、
イライラしたりむしゃくしゃしていると
ゴミを捨ててしまうことがあります。
このような知識の裏切りは、
人とのコミュニケーションにも
表れてしまいます。
本で学んだ通りにした方が
いいとは分かっていても、
ノンフロー状態では
その通りにできないのです。
ですので、テクニックなどを
知ることも大切ですが、
まずは自分の心をフローに
していくことが大切なのです。
行動の前に、自分の心を
整えてみましょう。
そうすれば、行動の質が変わり、
得られる結果も変わってくるのです。
P.S.
心を整えるスキルを育みましょう。
あなたの持てるスキルを最大限に
発揮できる状態をつくりましょう。