投稿日:2014-09-16投稿者:
先日、ある企業の役員の方々と
お話したときのことです。
その方たちには、
会社の業績を上げるために、
こうした方が良い
という戦略がありました。
そしてその戦略は、
特定の部署や特定の人だけで
取り組むものではなく、
全社員で取り組んでいこうと
しているものでした。
しかし、組織の規模が
大きくなればなるほど、
反発する人も出てきます。
同じ方向へ向かって
進んで実行する人もいれば、
言われているから適当にしている
という人もいるとのことでした。
それをどうにかしたいと
考えているようでしたが、
同時にその状況は
当然の結果だとも考えていました。
つまり、反発が起こるのは
自然な反応だと捉えていました。
何か新しいことをしようとすると、
反発が出るのは、ほぼどんな組織にも
当てはまることだと思います。
会社の戦略として
何が正解で何が間違いかは、
実際のところやってみなければ
分かりません。
ですので反発そのものには、
悪いとか間違いとか迷惑という
意味はついていません。
しかし、会社が一丸となって
やっていこうとしていることに
ただそう指示されているから
という理由で取り組む社員が多ければ、
どんなに成功確率の高い戦略も
決してうまくはいかないでしょう。
どんな仕事も、それを実行するのが
人である限り、一人一人の気持ちが
バラバラな方向を向いていては
うまくいくはずがありません。
それをひとまとめにするために、
全員で 1 つの目標を共有する
という方法を取ります。
しかし、それだけだと、
組織としてまとまりにくい
と辻先生はおっしゃっていました。
なぜ、その目標を達成する必要があるのか?
その理由、理念や使命、ミッション
などと呼ばれるものが必要だと言います。
目標だけを掲げても
ひとりひとりがワクワクしにくい。
フローになりにくいのです。
人はワクワクするからこそ
高いレベルで行動していけますよね?
そのワクワクを生むのは、
目標:月商100万、1000万などの
具体的な数字とは別に、
「なぜそれを目指すのか?」という
組織としてのミッションが必要なのです。
そのミッションがひとりひとりの価値観と
リンクしたときに、組織として
最高のパフォーマンスが生まれるのだと思います。
自社の使命・ミッションは何か?
なぜその目標を達成する必要があるのか?
それに共感できる人材を育てる、
または採用するということが
大切になってくると思います。
あなたの会社のミッションは何ですか?
そして、あなた自身のミッションは何ですか?
— フローマインド事務局
P.S.
あなたのミッションを実現していく
フローな組織をつくっていきませんか?