投稿日：2014-11-27投稿者：
「○○な時は、どんなライフスキルが有効ですか？」
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
「○○な時はどうしたらいいか？」
とにかくよく聞かれる質問です。
本当によく聞かれます。
「○○な時はどのライフスキルを使えばいいか？」
「○○な時にライフスキルを
働かせるにはどうしたらいいか？」
このタイプの質問が
なくなることはありません。
当然、みなさん自分自身が抱えている問題を
なんとかしたいと思っているでしょうから、
その問題を中心に考えるのは
仕方のないことだと思います。
ですが、これらの質問に対する答えは
実にシンプルです。
「○○な時はどのライフスキルを使えばいいか？」
→ そのようなライフスキルはありません。
「○○な時にライフスキルを
働かせるにはどうしたらいいか？」
→ 普段からライフスキルを磨きましょう。
ライフスキルは何か特定のことへ
対処するためのスキルではありません。
ライフスキルの唯一のご褒美といえば、
心がフローな方へ傾くこと。
フロー化が起これば人間の機能が上がります。
そうなれば、行動の質が高くなり、
問題解決能力や対処能力などの
認知的なパフォーマンスも高まり
望む結果を得やすくなるでしょう。
つまり、状況や立場など
一切関係がありません。
ライフスキルは汎用性が
とても高く万能なスキルです。
そして、ライフスキルは
スキル化することが大切です。
いざという時にフロー化が
起こらないと感じるのは、
スキルが弱いからです。
普段英語を練習していない人が
突然道端で英語で話しかけられても、
とっさに英語は出てこないでしょう。
そして、あの時もっと違う言い方を
しておけばよかった〜と
後から悔しがるでしょう。
ライフスキルも普段から練習しておくことで、
自然とフロー化を起こせるようになります。
何かあった時にだけ
ライフスキルを意識するのではなく、
普段からライフスキルを
練習しているからこそ、
必要な時に自然と発揮されるのです。
暇さえあればライフスキルを磨くことに
ただただ注力しましょう。
普段からライフスキルを磨き、
何かあった時に「使おう」とするのではなく、
自然と「働く」ように、脳を鍛えていきましょう。
P.S.
ライフスキルを磨き続け、
自然とフロー化を起こす方法です