投稿日:2015-01-16投稿者:
飛行機が 2 時間以上遅れました。
福岡から大阪への便。
出発時刻が迫っているのに、
なかなか搭乗の案内をしないな
と思っていたときです。
係りの人がマイクを手に、
機材トラブルが発覚したため、
出発の目処がたちません、
と言い出したのです。
その後すぐ、だいたい
2 時間程度で目処が立ちますと
アナウンスされ、
払い戻し希望も受け付けると
案内していました。
このアナウンスを聞いた時、
周りの人は、声にもならない悲鳴を
挙げていたように思います。
係りの人に詳細を聞きに行く人もいました。
払い戻しを希望した人も
数名いたかもしれません。
ですが、ほとんどの人は
「最悪」とか「最低」とか思いつつも、
その場で 2 時間待つことを選んだようです。
ちなみに、その日は別の便が
(たしか沖縄行きだったと思います)
欠航になっていました。
飛行機が大幅に遅れたり、
欠航になるニュースは時たま見ますが、
自分が当事者になったことはありませんでした。
(飛行機に乗る頻度の問題かもしれませんが)
このようなどうしようもできない
現実に直面したとき、
みんなどんな反応をするのか
ちょっと気になって観察してみました。
なんとなくですが、みな「気にしない」とか
「しょうがない」とか諦めている感じです。
ノンフローな空気が漂っています。
この 2 時間、どうしようか、
と考えている雰囲気もありますが、
結局ただ待ちぼうけている感じです。
中には、食事をしに行ったり
する人もいました。
私の場合も、ちょうど夕刻だったので
食事をする時間に使うことにしました。
ものすごく怒り出す人とかは
いなかったのは、日本人らしいな
と思いました。
怒っても現実は変わりませんからね。
この待ち時間をどう使うのか
に脳を働かしたほうが賢明です。
ライフスキル脳が働く人は、
この状況に「最悪」とか「運が悪い」とか
意味をつけてもすぐに気づいて、
今できることにフォーカスできるでしょう。
わたしもその感覚を体感できたと思います。
アナウンスを聞いた時も、
「まじか、ついてないな。」
と感じた後は、すぐに
「この 2 時間をどう使うか?」
と考えていることがちょっと不思議でした。
これまでは「気にしない」と
やってしまいがちでしたが、そうではなく、
意味づけのとらわれを切って、
禅脳思考が働いたんだと思います。
結局、食事の時間と、
仕事のしやすい場所へ移動してから仕事をする
ということで時間を使いましたが。
仕事がひと段落すると
ちょうどいい時間だったので、
もう 1 度保安検査場を抜けると、
搭乗手続きがまさに開始されたところでした。
外界に持って行かれず、
心を整えて行動できた体験でした。
フローマインド事務局
P.S.
意味づけにとらわれにくくなると、
時間の質が高まりますよ!
そのためには、、、